秋の花木・草花

ツワブキ

 キク科の常緑多年草。海岸植物で、暖地の海辺に自生するが、庭園に観賞用として植えられる。 「艶葉蕗がなまったもの」と大言海にあり、艶のある葉をした蕗と言う意味から、名づけられたようだ。

 実際に、葉は、つやつやしている。晩秋から冬にかけた花の少ない時期に黄色の花を咲かせ、葉が蕗の形をしているので、同定は容易である。

  写真は2002年10月30日、名古屋市守山区志段味の東谷山フルーツパークの野草園で写す。私は、まだ 自生を見たことがない。園芸種があるようなことを書いている本もあるので、園芸種かもしれない。 (2002年11月6日作成)

 2006年11月1日、東谷山フルーツパークを訪れて、クリーム色の個体を見つけた。一株だけである。


©2002−2006 Yuusuke Niinomi

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