春の花木・草花

マツバウンラン

 ゴマノハグサ科の1、2年草。学名リナリア・カナデンシス(カナダの)とあるように 北米原産の帰化植物。ひょろひょろっとした20〜60センチの茎先端部分に青紫色のかわいい花を付ける。

 保育社の野草図鑑によると、1941年に日本進入が分かったという。昭和50年代に関西以西では、 よく知られた花だったが、関東では珍しい花だったようだ。千葉県に住む植物写真家の安原修次さんが 1990年に出版した「なごやの野の花」で、見たことのない花、と書いている。

 写真は、2002年5月14日、名古屋市守山区志段味の東谷山フルーツパークで写した。 愛知県春日井市内では内津川堤防をはじめ、どこでも普通に見られるほど繁殖している。


©2002 Yuusuke Niinomi

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