夏の花木・草花

ウツボグサ

 シソ科の多年草。紫色の長さ2センチほどの花を穂状に付ける。花穂が、矢を入れて背負ったり、腰につけて 運んだ靱(うつぼ)に似ていることから、その名がある。茎はシソ科の植物に特有の四角で、細かい毛が 生える。

 写真は2006年6月21日、岐阜市の岐阜薬大薬草園で写す。枯れた花穂は夏枯草といわれ、利尿剤としての 効能がある。また、のどが痛いときのうがい薬としても使えるという。 (2006年6月22日作成)
©2002−2006 Yuusuke Niinomi

花木・草花コーナー
夏の花木・草花