キク科の1‐2年草。日当たりのいい山道などに生える。
葉を傷つけると白い乳液が出る。日本名は、葉の形が薬師如来の光背に似ていることから付けられたという。
花は、黄色で直径1.5センチほど。日光に当たると開く。曇りでは花が開かない。
写真は2002年9月20日、愛知県春日井市の東部丘陵の道路沿いで写す。それほど頻繁に見られるという感じ
でもない。「秋の野草」(山と渓谷社)によると、いち早く新しい土地に入り込むパイオニア的な植物で、土壌が安定してくると絶えるという。
(2002年10月24日作成)