World > Africa > Guinea | ||||||||||||||||
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Artist | ||||||||||||||||
KOUYATE & KOUYATE |
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Title | ||||||||||||||||
FASO |
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Review |
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1990年にイブラヒマ・シラのプロデュースでリリースされたシリフォン・レーベルへのオマージュ。クヤテはグリオの姓で、確証はないがパーカッションのパパ・クヤテとヴォーカルのカブ・クヤテは親子かもしれない。アルバムはベンベヤ・ジャズ、ケレチギ、バラ、ホロヤ・バンド、カマイェンヌ・ソファのナンバー11曲と、若くして世を去った伝説のコラ奏者、ソリ・カンジャ・クヤテの9曲をそれぞれメドレーで収録。 もう一人のリード・ヴォーカルに当時、ベンベヤ・ジャズのメンバーだったセクバ・バンビーノ・ジャバテが参加。グリオ的なヴォーカルのスタイルのみならず、女性コーラス、ギター、ホーン・セクションにドラム・マシーンのプログラミングを付加する手法は、『ソロ』や『コヤン』でサリフ・ケイタが確立した手法をほとんど踏襲している。だから、いま聴くとかえってリズムが単調でワンパターンに感じてしまう。 当時はもちろんオリジナルなど聴いたこともなかったので、クヤテ&クヤテの音楽そのものとして聴いた。というかあまり聴いた記憶がない。10年後、シリフォンの音源が次々に復刻されるようになってはじめて「そういえばあんなアルバムがあったな」と思い出し、レコード棚の奥から取り出したのだ。オリジナルとの比較という意味を除けば、それほど価値のあるアルバムとは思えない。 |
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(6.1.03) |
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