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2007年春 なごや環境大学共育講座  B-32

「楽しく」「わかりやすく」「面白く」地球環境の将来を語り合う夕べ



第1回 環境教育をみんなで考える



主催 : (社)日本技術士会中部支部 愛知県技術士会

日時 : 2007年4月18日(水) 18:30〜20:00

場所 : なごやボランティア・NPOセンター 12階集会室

会費 : 500円

講師 : 野々部顕治 (技術士(衛生工学部門))


項目 内  容
講座全体のオリエンテーション まずは、"技術士"の紹介をします。そして、6回に渡るこの講座開設のねらいが「一般市民の方々が我々技術士と一緒に地球環境の将来を語り合い理解を深めること」であることを説明します。また、各技術分野に精通している6名の講師の紹介もさせていただきます。
環境教育の意義、面白さ、難しさ 身の回りの川や海の水質改善が進まない理由の一つが、一般生活者の水質保全意識が低いことです。その対策として、インターネットや新聞などのメディアを通した啓蒙だけでなく、学校や地域社会での環境教育が重視されています。小学校の場合は、その環境教育のやり方によっては、理科に対する子供の興味を高め、理科離れに歯止めをかけることにもなります。
小学校での環境教育の紹介 講師が実際に行ってきた地元の小学校での環境教育を紹介します。「台所から出る排水をきれいにしよう」という題目で、簡単な実験を行いました。そして我々が川や海を汚さないようにするためにはどんなことに気をつけたら良いかを一緒に考えながら教育しました。牛乳にある操作を加えたら、ものの見事に透明になる様子を見て、「すごいなあ」と言った子供も居ました。その様子を、写真をお見せしながら報告いたします。学校の先生や他の環境活動家とは少し違う"技術士"の環境教育をご覧ください。
みんなで討論 技術のプロである技術士だから、かなり詳しい解説やわかりやすい説明ができます。我々技術士も一般市民の方々の立場に立って誠意を持って対応しますので、皆様お気軽に何でもご質問あるいはご発言お願いします。「こんな環境教育をしたらもっと子供が喜ぶ」とか、「こういうことを教えるともっと教育効果が上がる」とか、遠慮なく何でもぶつけてください。そして、この縁を機会に、環境問題のことをもっと考える輪をもっとつなげて、拡げていきましょう。