2008年春 なごや環境大学共育講座 B-02
「楽しく」「わかりやすく」「面白く」地球環境の将来を語り合う夕べ
第3回 エコドライブ法と効果 森林のCO2吸収に期待しよう
主催 : (社)日本技術士会中部支部 愛知県技術士会
日時 : 2008年6月18日(水) 18:30〜20:00
場所 : なごやボランティア・NPOセンター 12階集会室
会費 : 500円
講師 : 杉本利夫 (技術士(電気電子部門))
項目 | 内 容 |
運輸部門のCO2発生 | 運輸部門のCO2発生は業務、家庭と並んで多い。自動車の排出量の2分の1は自家用車で、排ガス量は173gCO2/人・kmで、バスの3倍、鉄道の10倍である。 |
エコドライブの要領と効果 | エコドライブによるCO2削減効果は約26%と大きい。その要領は、エコ運転講習の前後の運転法で評価される。このポイントは発進法(ふんわり)、運行と減速停止時の操作、一旦停止と発進などで、このための運転姿勢、眼の位置、坂道発進、交差点操作、停止時の位置予測と減速が重要である。 |
森林のCO2吸収能力は | 森林のCO2吸収効果は、文献によれば、植物のCO2吸収原理は光合成によるものである。そして実測例によれば、 @ マングローブ林では、全天日射量(Wm2)の増加に伴い、CO2は0.5〜0.8mgcm2/sに減る。昼間はCO2減、夜間は増加傾向である。 A ヨーロッパ、ブラジル、米、日本などの測定結果から、世界保護林のC取り込み量は0.6〜2.2GtC/yhaとなっている。 |
何が問題なの? 我々の参画は? | 光合成の量は、日照、気温、湿度、緯度、樹齢などの影響を受ける。森の伐採は極力減らし、植樹をしよう。また、木材の有効利用をしよう。 |