2008年秋 なごや環境大学共育講座 B-47
「楽しく」「わかりやすく」「面白く」地球環境の将来を語り合う夕べ
第2回 生物多様性と市民生活
主催 : (社)日本技術士会中部支部 愛知県技術士会
日時 : 2008年11月19日(水) 18:30〜20:00
場所 : なごやボランティア・NPOセンター 12階集会室
会費 : 500円
講師 : 藤井敏夫 (愛知県環境部長、技術士資格取得(環境部門))
項目 | 内 容 |
「生物多様性」とは何か? 何故今「生物多様性」か? | ●生物多様性と地球温暖化は今や地球規模の重要な環境問題となっており、しかもこの2つの課題は密接不可分な関係にある。 ●しかしながら、この「生物多様性」の保全については、地球温暖化対策に比べ十分その意義などについての理解が進んでいない状況にある。 ●このようなことを踏まえ、先ず、生物多様性の考え方やその今日的な意義などについて、極力具体的な事例を踏まえ、紹介する。 |
「生物多様性」の危機の現状と課題 | ● 「生物多様性」を脅かす危機として挙げられている地球温暖化の影響を含む4点について、その概要と対応の方向を解説する。 |
市民生活のなかで、「生物多様性」はどのように関わり、どのような行動が求められているのか。 | ● 「生物多様性」が我々の市民生活のなかで、どのような直接的、間接的な関わりがあり、どのような行動が求められているのかについて、また、ものづくりや農林水産業が活発な愛知県においてどのような行動が求められているのかについて、講座の参加者と一緒に考えたい。 |
COP10の成功に向けて | ●2010年に愛知・名古屋で開催される「生物多様性条約第10回締約国会議」(いわゆるCOP10)は、国連の生物多様性年の最初の年の会議であり、新たな世界の目標策定の会議でもある。 ●このような重要な会議には190を超える国・地域から数千人が参加し、活発な議論が展開されることになる。これに向け、2005年愛知万博の成果、経験を生かして、県内の市民、企業、NGOなど多様な主体の参加・協力のもと、円滑快適な会議の支援や各種の関連行事の展開が求められている。 ● この会議や関連事業について、その準備・検討状況を紹介するとともに、様々な形での参加・協力を呼びかけたい。 |