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2008年秋 なごや環境大学共育講座  B-47

「楽しく」「わかりやすく」「面白く」地球環境の将来を語り合う夕べ



第4回 省エネ対策活動の今昔



主催 : (社)日本技術士会中部支部 愛知県技術士会

日時 : 2009年1月21日(水) 18:30〜20:00

場所 : なごやボランティア・NPOセンター 12階集会室

会費 : 500円

講師 : 杉本利夫 (技術士(電気電子部門))


項目 内  容
昔の省エネ 昔の省エネは、石油ショックが化石燃料の逼迫対策に始まった。この頃は、燃焼の合理化、適正空気燃焼、放熱の回収利用等と電力機器の大容量による効率化、力率改善、モータのインバータ化及びピーク電力、空調対策も始まった。
現在の省エネ 現在も、熱利用設備の蒸気圧、排熱利用、放熱など課題は尽きない。一方電力は、個々の機械よりシステムの効率化、モータのインバータ利用、エアコンプレッサの扱い、メンテナンス対策、容量の適正化、ピーク電力対策、電力契約の適正化、機器の選定とシステム全体の効率対策がより重要である。
今後の省エネ 今後の省エネは、産業立国日本では、化石燃料の利用を減らし、CO2を排出しない太陽光、風力、小水力等の発電、地熱発電の積極利用と、自動車のエコ運転の徹底、中小企業の省エネ補助活動と、小学生たちへの省エネ教育が重要である。