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2008年秋 なごや環境大学共育講座  B-47
「楽しく」「わかりやすく」「面白く」地球環境の将来を語り合う夕べ



第5回 生物浄化技術(観賞魚の無交換水飼育への挑戦)



主催 : (社)日本技術士会中部支部 愛知県技術士会

日時 : 2009年2月18日(水) 18:30〜20:00

場所 : なごやボランティア・NPOセンター 12階集会室

会費 : 500円

講師 : 前川文男 (技術士(農業部門))


項目 内  容
環境問題 気候変動防止枠組み条約 (地球温暖化対策)
生物多様性条約 (生物の絶滅)
水危機と食糧問題 環境変化による世界的規模での農業用水・飲料水の不足
農業用水の確保 (バーチャルウォター)
農地拡大(熱帯雨林の減少)と砂漠化の進行
これらの問題を踏まえ、生物に利用可能な水を確保していくことは、環境問題を解決する上で、最重要な課題のひとつである。
用廃水浄化技術 物理化学的浄化技術と生物浄化技術 (バイオリアクター)
水中での食物連鎖、特に微生物の役割が重要である。
水の富栄養化防止(脱窒素と脱リン作用)
粉末イオン交換樹脂と環境浄化 イオン交換樹脂とは?
使用済みイオン交換樹脂のリサイクル利用 (3R)
粉末イオン交換樹脂包含繊維状吸着体(多孔体)の開発

環境浄化1 : 水の浄化(観賞魚水の無交換飼育への挑戦)
1.水の清澄作用
2.遊離塩素による酸化作用の消滅
3.水の中和 (pHの調整)
4.水中バクテリアの吸蔵 (バイオリアクター)

環境浄化2 : 空気の浄化
1.悪臭の除去 (アンモニア・有機酸・ホルムアルデヒド他)
2.猫砂、脱臭シートの開発

環境浄化3 : 代替土壌
1.水耕栽培・壁面緑化