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2009年秋 なごや環境大学共育講座  B-55
「楽しく」「わかりやすく」「面白く」地球環境の将来を語り合う夕べ



第1回 海洋生物の多様性を守るために ―赤潮の話―



主催 : (社)日本技術士会中部支部 愛知県技術士会

日時 : 2009年10月21日(水) 18:30〜20:00

場所 : なごやボランティア・NPOセンター 12階集会室

会費 : 500円

講師 : 鈴木千賀 (技術士補(水産部門)、名古屋大学大学院 JSPS特別研究員)


項目 内  容
講師紹介
生物多様性概略
 講師 : 名古屋大学大学院環境学研究科に所属する研究者・技術者(文部科学省・JSPS特別研究員)。水産・海洋生物、水環境に関連する科学技術研究を通し、水圏環境政策の評価をおこなっております。
 「生物多様性」についてのおさらい(概略)をお話します。
名古屋港と生物多様性の関係  世界有数の貿易港(名古屋港)をもつ名古屋は、海外からの貿易を通した生物移動も無視出来ない課題のひとつと位置付けられています。
赤潮の話  生物の多様性を脅かすプランクトンの異常増殖現象:「赤潮」についてお話します。
バラスト水の問題  バラスト水(Ballast Water)とは、船舶のバラスト(ballast : 底荷、船底に積む重し)として用いられる水のことです。バラスト水を通した生物移動が生物多様性を脅かす大きな問題となっています。
 バラスト水問題の現状及び対策技術等についてお話します。