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2009年秋 なごや環境大学共育講座  B-55
「楽しく」「わかりやすく」「面白く」地球環境の将来を語り合う夕べ



第4回 京都議定書とその後 (我が国の温暖化ガス抑制状況)



主催 : (社)日本技術士会中部支部 愛知県技術士会

日時 : 2010年1月22日(水) 18:30〜20:00

場所 : なごやボランティア・NPOセンター 12階集会室

会費 : 500円

講師 : 杉本利夫 (技術士(電気電子部門)


内  容
 エネ節減方式はEUのように、「キャップ&トレード方式」に統一して世界と歩調を合わせる必要があると考える。 そこで、

 1)鳩山首相が発表した、日本のCO2排出量を90年比25%抑制することは、産業界は反対するが、EUのように、「キャップ&トレード方式」にするよいチヤンスだ。「賛成」 このようにして、米、中、印などが京都議定書に入ればよいことだ。

 2)日本はどうする? 当座はCO2排出権を入手(技術支援)して、各国の省エネ技術支援と、排出権購入をして日本の排出節減数字を埋める。しかも、途上国に対し、省エネ及び生産効率向上のための各種支援をする。
皆さんの想いは?   Yes  or   no   ?

3)今後日本は地球温暖化のリーダーシップを発揮して、次項を通じて海外支援する
 @ CO2海底貯留技術、空中太陽光発電技術などの開発と実現化
 A 工場の生産性向上への協力体制と従業員教育の支援
 B 設備の改善、電源系統、工場の安全管理体制の確立と支援

 反省: 従来の原単位低減方式は途上国には判らない(話が通じない)と思う。