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2009年秋 なごや環境大学共育講座  B-55
「楽しく」「わかりやすく」「面白く」地球環境の将来を語り合う夕べ



5回 水の浄化と再利用、及び節水技術のわかりやすい解説



主催 : (社)日本技術士会中部支部 愛知県技術士会

日時 : 2010年2月17日(水) 18:30〜20:00

場所 : なごやボランティア・NPOセンター 12階集会室

会費 : 500円

講師 : 野々部顕治 (技術士(衛生工学部門)


項目 内  容
水の浄化技術って、どんなのがあるの?  まずは、水をきれいにする技術の概略を紹介します。スクリーンを通したり、ばっ気(水中に空気を送り込んで撹拌すること)したり、薬品を加えたり。‥‥‥などなど。でも水の浄化の主役は昔も今も微生物たちです。そういった目に見えない微生物たちが水をきれいにする仕組みを、わかりやすく説明します。
浄化した水って、どのように再利用できるの?  水をきれいにする主な目的は、もちろん水環境を保全するためです。でも本当はそれだけではありません。きれいにした水は、もう一度使えばいいのです。ある程度きれいにすれば、トイレのフラッシュや、庭や畑への散水などには十分使えることが多いです。そういった水の再利用技術について解説します。
覚えておきたい節水の知恵と、水の賢い使い方  地域によっては人口当たりの供給水量が不十分で、毎年のように渇水に神経をとがらせています。また水を有効に利用することは渇水対策だけでなく、省エネにもなります。
 前述したような水を浄化して再利用する方法もありますが、節水機器を積極的に導入した例も多いです。また地下水や雨水を利用することも重要な節水対策です。これらの技術や事例を紹介します。
皆様に感謝を込めて  本講座の後半は、いつもと少し違う企画です。
 この講座を始めてから約3年経過しました。熱心に講座に参加いただいている方々、快く講師をお引受けいただいた方々、本当にありがとうございます。皆様のおかげでここまで来られたと、深く感謝いたしております。
 これまでの延べ参加者数、アンケート回答集計などの統計情報から、3年間を振り返ってみたいと思います。また簡単なクイズも用意しています。
 そしてご参加いただいた皆様から、この講座でやってほしい企画、感想、もっと良い講座にするのはどうしたらよいかなど、いろいろなご意見をいただきながら、いつもの講座とは違う会話を楽しんでいただきたいと思います。
 ぜひ、盛り上がりましょう。