2010年春 なごや環境大学共育講座 B-02
「楽しく」「わかりやすく」「面白く」地球環境の将来を語り合う夕べ
第2回 「アルミ合金は省エネに貢献する」
主催 : (社)日本技術士会中部支部 愛知県技術士会
日時 : 2010年5月19日(水) 18:30〜20:00
場所 : なごやボランティア・NPOセンター 12階集会室
会費 : 500円
講師 : 犬丸 晉 (技術士(金属部門))
項目 | 内 容 |
アルミ合金は鉄に次いで多量に使われている | 1) なぜ大量に使われているか、同じ軽金属のマグネシュウム、チタンと比較しながら考えてみる。 2) そして、これらの金属との特性について比較してみると、その長短がわかる。 |
省エネに役立つ理由 | 1)比強度が高い。アルミ合金の強度を高める方法をわかりやすく説明する。 2)新幹線、飛行機、自動車などは軽いほど消費燃料が少なくてすむ。 3)アルミ合金を使うことによる軽量化の実例を紹介する。 |
アルミ合金は約3分の1が鋳物に使われ、その80%がダイカスト法で製造されている | 1)ダイカスト法の特徴を説明し、問題点を明らかにする。 2)この問題点の解決に講師が取り組み、成果を上げた例を紹介する。 3)このプロセスは25年前に取り組んだもので、最近、ようやく自動車メーカの一部が採用している。 |
アルミ合金の今後の見通しと競合材料CFRPについて | 1)軽くすることは省エネにとっていいことだらけである。技術開発状況について紹介する。 2)講師の取り組んだテーマのその後の状況を紹介し、技術開発の難しさについても言及する予定。 |