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2011年春 なごや環境大学共育講座  B-06
「楽しく」「わかりやすく」「面白く」地球環境の将来を語り合う夕べ



第2回 「おいしい水とは? (水道水とペットボトル)」



主催 : (社)日本技術士会中部支部 愛知県技術士会

日時 : 2011年5月18日(水) 18:30〜20:00

場所 : 花車ビル北館 5階会議室

会費 : 500円

講師 : 村橋光臣 (技術士(上下水道、衛生工学部門))


項目 内  容
講座全体のオリエンテーション まず、"技術士"の紹介をします。そして、6回に渡るこの講座開設のねらいが「一般市民の方々が我々技術士と一緒に地球環境の将来を語り合い理解を深めること」であることを説明します。その上で、担当講座の進め方を案内します。
目隠しクイズ : 水のおいしさランキング すべての聴講者の皆さんに紙コップ4杯ずつの異なる種類の水を提供し、おいしいと感じた順を決定してもらいます。ここで感じた「おいしさ」の感性を心にとめながら講座を聴いていただきます。4杯の水の内訳は、講座の最後に種明しします。
浄水技術の概要 : 水の浄化方法解説 私たちが身近に利用している水道水や下水道における水の浄化方法について解説します。安全で安心な水道水を作り、下水道で環境保全のために排水を浄化するために必要な装置や手間暇を知ることにより、水道の蛇口の向う側と、トイレの排水の流れて行く先を理解してもらいます。
水の値段 水道料金、下水道料金、IC工場の純水、PETボトル水、などなど、様々な水の値段を比較して、水に関わる社会性や経済性について考えてもらいます。水の値段を認識すると、思いがけない側面が浮び上がるかもしれません。
環境にやさしいおいしい水とは? おいしいだけでなく、かつ、環境に優しい水の利用や生活の方法について、冒頭の「おいしさランキング」で配った水の種明しを踏まえつつ考えます。皆さんが感じる水のおいしさについて認識を深めてもらいたいと思います。
緊急時、災害時の水利用 東日本大震災は、未曾有の災害をもたらしました。名古屋では東南海地震の発生に対する取組みが進められていますが、いざ地震となった際には、水を利用するためにどんな対処が大切かを考えてみます。