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2011年秋 なごや環境大学共育講座  B-70
「楽しく」「わかりやすく」「面白く」地球環境の将来を語り合う夕べ



第1回 「原発事故に関する用語の解説」



主催 : (公社)日本技術士会中部本部 愛知県技術士会

日時 : 2011年10月19日(水) 18:30〜20:00

場所 : なごやボランティア・NPOセンター 12階集会室

会費 : 500円

講師 : 伊藤 久 (技術士(上下水道部門))


項目 内  容
微生物で処理できない放射性物質を含む下水・下水汚泥の焼却灰などの処理方法  下水の処理は一般的に活性汚泥法という微生物によって浄化され、発生する汚泥は濃縮,脱水され最終的には焼却灰となる。
 焼却灰にすると除去されない放射性物質はどれくらいに濃縮されるのか、また、下水汚泥だけでなくガレキ等の焼却灰も含めた処分方法などを探る。
(1) 原発と原爆の違い
(2) 福島とチエノブイリの事故の比較
 (1) 原発と原爆はどこが違うか、その仕組みと放射性物質の排出量
 (2) @事故の規模 A汚染区域面積 B排出放射線量 C避難(移住)人口 D国際原子力事象評価尺度レベル7とは などの解説
(1) 放射線の種類
(2) 放射線の単位
(3) 食品の暫定基準
 (1)放射線の種類 : @放射線の透過力 Aヨウ素・セシウム・プルトニウム・ストロンチウム・超ウラン元素 Bアルフア核種
 (2) 放射線の単位 : @キュリー・グレイ・ラド・レム Aシーベルト(Sv)とベクレル(Bq) BSvとBqの換算値
 (3) .許容暫定基準値 : @大人の食物摂取量 Aヨウ素・セシウムの基準
その他、最新の用語について
(1) 放射性物質の人体への影響
(2) 福島第一原発の現状
(3) 汚染地区の除染
(4) 土壌汚染の分布
(5) 東電賠償基準
(6) その他  
 (1) 人体への影響 : @自然被爆量、A被曝によるリスク
 (2) 原発の現状 : セシウムの蓄積量
 (3) 除染基準 : @放射線の影響防止策、A被爆量減少策
 (4) 土壌汚染基準
 (5) 東電賠償の具体的数値
 (6) その他 : @メルトダウン・メルトスルーなどの意味 A燃料プールの状況 Bホットスポット Cストレステストの内容 D冷温停止 E新米の放射線測定 F原子炉の廃止時期 G国際原子力機関の提言 H原発が攻撃された場合の被害予測 などの説明