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2012年春 なごや環境大学共育講座  B-27
「楽しく」「わかりやすく」「面白く」地球環境の将来を語り合う夕べ



第3回 「『災害は最大の環境破壊』効果的なBCMSを導入しよう」



主催 : (公社)日本技術士会中部本部 愛知県技術士会

日時 : 2012年6月20日(水) 18:30〜20:00

場所 : 花車ビル北館 6階会議室

会費 : 500円

講師 : 櫻井止水城 (技術士(応用理学部門))


項目 内  容
災害は最大の環境破壊 BCMSとは、"組織が緊急時に想定外な事態を克服して、限られた経営資源で生き抜くために予め作られた計画"を、継続的に改善するしくみです。
時間は元には戻りません。先の大震災のがれき推計量は、全国年間廃棄物総量の2分の1に相当し、大環境破壊となりました。破壊のすごさを振り返ってみるとともに、なぜ復興がこんなに困難であるのか "がれき" の例でみてみましょう。
減災対策の何が難しいの?

BCMS(BCP)の説明をします。応用を考えましょう 。
個人、(中小)企業、行政、NPOなどに適用可能な予防対策を考えるにあたって、私たちは最低限命を守るだけでいいのか皆さんと一緒に考えてみたい。東日本大震災後、復興期に入り多くの事実が明らかになりました。
明らかになった事実を参考に予防のポイントをあぶり出します。また、企業、行政対象に災害後事業を継続するしくみ"BCMS(BCP)"を参考に個人、家族、コミュニティのしくみを考えましょう。
災害から私たちは何を守りたいのか? 災害発生から時間が経過するにつれて、被災者のニーズ・組織のニーズは変化してきました。緊急期 、応急期 、再建復興期に分けて私達にとって大切なこと 、私達が確保しておきたいことを明らかにします。
では、減災のため私達は今、何をするの? 想定しておくと効果的なこと、例えば情報収集・発信システム、ライフラインの途絶に備える試み、コミュニティの補強の試み、「第2の危機」対策の中から、今出来る予防を明らかにします。
まとめ