2007年7月18日(水)に開催された「2007年度前期第4回 なごや環境大学愛知県技術士会講座」の報告 |
以下の通り、なごや環境大学の愛知県技術士会講座"「楽しく」「わかりやすく」「面白く」地球環境の将来を語り合う夕べ"の第4回目が開催されました。 ・日時 : 2007年7月18日(水) 18:30〜20:00 ・場所 : なごやボランティア・NPOセンター 12階集会室 ・講師 : 跡部昌彦 (技術士(農業,総合監理部門)) ・題目 : 食品に付いている「リサイクル識別表示マーク」をご存知ですか? 講師から、市販商品を例示しながら、@食品の表示の見方、A容器包装リサイクル法とリサイクルマーク Bいろいろな食品容器のリサイクルの現状、C食品容器間のLCA(ライフサイクルアセスメント)比較、D紙製容器「カートカン」の環境適応性 という順で話をしました。今回は話を短めにして1時間で終え、30分の討論時間を設けました。その討論では、例えば、紙製容器「カートカン」から森林保護の議論になり、森林を守るために間伐が必要だという意見になりました。 ![]() ![]() この講座は、教える「教育」ではなく、共に学ぶ「共育」という名称になっています。一般市民の方がわかりやすいように話を工夫したこと、討論のなかで参加者から様々の意見を聞いたことでで、講師としても勉強になり、「共育」が実現できました。 ![]() ![]() 参加者からのアンケートで、「食品というのは身近な商品だが、今まであまり深く考えることがなかった」という意見もあり、これをきっかけに、おいしさや値段、ブランドだけでなく、環境や表示、栄養成分なども考えて、購入する食品を選択してもらえればと思っています。 次回は2007年8月22日(水)の18時30分からです。技術士(建設部門)の木村正彦氏による講演「名古屋3運河(堀川・中川運河・新堀川)の浄化について」です。皆様ぜひご参加いただきますようお願い申し上げます。 (文責 跡部昌彦) |