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2007年9月19日(水)に開催された「2007年度前期第6回 なごや環境大学愛知県技術士会講座」の報告

 以下の通り、なごや環境大学の愛知県技術士会講座"「楽しく」「わかりやすく」「面白く」地球環境の将来を語り合う夕べ"の第6回目が開催されました。

 ・日時 : 2007年9月19日(水) 18:30〜20:00
 ・場所 : なごやボランティア・NPOセンター 12階集会室
 ・講師 : 井上祥一郎 (技術士(森林・上下水道・衛生工学・農業・水産・建設・環境・応用理学部門)
 ・題目 : 技術市民からの発信 − 流域環境修復モノサシ技術−

 第1回から今回までのアンケート結果の内、難易度と満足度について集計をした結果から感想を述べてみます。
 これまで関わってきた環境修復の具体的な技術経験に基づいて、山〜里〜海のそれぞれ、人工林間伐問題、田んぼからの濁水流出問題、ヘドロ問題について解決策を提言しました。

なごや環境大学共育講座の写真1 なごや環境大学共育講座の写真2

 参加者15名(講演者含まず)のうち、難易度については「易しかった」もあるが、やや難しかったが9名で、他の講座が「普通」にピークがある正規分布型であるのに対し、特徴がありました。

 満足度については、他の講座では「満足した」が多いと「不満足」「やや不満足」がみられないのに、今回は「満足した」が再多数であるが、「不満足」「やや不満足」にも回答があり、ここにも特徴が見られました。

 つまり、化学式がでてくるような環境の話は、専門家には易し過ぎ、非専門家には難しいと捉えられるようです。写真も多用して理解していただけるよう努めたつもりですが、まだまだ未熟ですね。


 次回から2007年度後期講座になります。後期講座の1回目は2007年10月17日(水)の18時30分からです。技術士(機械部門)の杉本漢三氏による講演「日本のディーゼル乗用車は復活するか」です。皆様ぜひご参加いただきますようお願い申し上げます。

   (文責 井上祥一郎)