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2007年10月17日(水)に開催された「2007年度後期第1回 なごや環境大学愛知県技術士会講座」の報告

 以下の通り、なごや環境大学の愛知県技術士会講座"「楽しく」「わかりやすく」「面白く」地球環境の将来を語り合う夕べ"の第1回目が開催されました。

 ・日時 : 2007年10月17日(水) 18:30〜20:00
 ・場所 : なごやボランティア・NPOセンター 12階集会室
 ・講師 : 杉本漢三 (技術士(機械部門)
 ・題目 : 日本のディーゼル乗用車は復活するか

 4名の学生さんを除くと50代以上が主で、21名の参加者でした。その半数以上は技術士の皆さんでもありました。

 地球温暖化効果ガスとしてのCO2の削減に有効なディーゼル車について、わかりやすく技術的な内容をまず説明しました。そして何故、欧州諸国でディーゼル車の普及が急増しているのと反対に、日本のディーゼル車の普及が逆行しているのか、その理由について行政的背景を述べました。環境保全より産業振興を優先した軽油の流通経緯を納得していただきました。

 1時間の発表後、30分近い質疑応答としたのは、より理解を深め有意義であったと思います。皆さんの評価は、普通から易しかったが多く、やや難しかったという意見も数名おられました。しかし、ほとんどの皆さんがこの講座に満足してくださったようです。

なごや環境大学共育講座の写真1 なごや環境大学共育講座の写真2

 次回(後期2回目)は、2007年度11月21日(水)の18時:30分から、中消防署(伏見)12階のなごやボランティア・NPOセンター集会室で、技術士(上下水道部門)の伊藤久氏による「琵琶湖に学ぶ」です。皆さん、ぜひご参加くださるようお願いします。

    (文責 杉本漢三)