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2009年11月18日(水)に開催された「2009年度後期第2回 なごや環境大学愛知県技術士会講座」の報告

 以下の通り、なごや環境大学の愛知県技術士会講座"「楽しく」「わかりやすく」「面白く」地球環境の将来を語り合う夕べ"の第2回目が開催されました。

 ・日時 : 2009年11月18日(水) 18:30〜20:00
 ・場所 : なごやボランティア・NPOセンター 12階集会室
 ・講師 : 伊藤 久 (技術士(上下水道部門))
 ・題目 : 水の話 : 水の大切さと水の汚濁について


 受講者数は15名と後期第1回を上回る方々においでいただきました。受講された皆様、お忙しい中大変ありがとうございました。

 講師の発表に続いて活発な質疑応答や意見交換がありました。この中で特に話題となりましたのは環境基準の類型別ランク付の根拠でした。例えば海域におけるCODの排出基準の制定値で水産1級と2級の数値の差は少ないですが、2級と3級の差は大きく3級に指定された海域の基準値は緩やかなのです。したがって、水産3級の海域の環境基準達成率が良いからと言われても、素直に喜べないのが実情だと思われます。おそらく、指定した環境庁においても、何を基準にランク付したのか明確な回答は得られないのでは・・・。

 気になるのが受講者の皆様の満足度です。アンケートを集計したところ、回収できましたのは8枚でしたが、「満足した」と「まあまあ」で「不満」はありませんでした。ただ、最新のデータが入手できなかったのと、一部間違いの指摘がありましたので、今後はこの点について気をつけたいと思っています。




 これからも、毎月第3曜日になごや環境大学愛知県技術士会の講座を続けます。次回(後期第3回)は、2009年11月18日(水)の18時30分からです。技術士(機械・総合技術監理部門)の小島 晋氏による講演「エコカーは本当にエコか?」です。皆様ぜひご参加いただきますようお願い申し上げます。

   (文責 伊藤 久)