2010年1月20日(水)に開催された「2009年度後期第4回 なごや環境大学愛知県技術士会講座」の報告 | ||
以下の通り、なごや環境大学の愛知県技術士会講座"「楽しく」「わかりやすく」「面白く」地球環境の将来を語り合う夕べ"の第4回目が開催されました。 ・日時 : 2010年1月20日(水) 18:30〜20:00 ・場所 : なごやボランティア・NPOセンター 12階集会室 ・講師 : 杉本利夫 (技術士(電気電子部門)) ・題目 : 京都議定書とその後 (わが国の温暖化ガス抑制状況) 講座ではCOP15の状況をまとめ、今年のCOP16への心構え、省エネの必要性などについて話し、討論した。講座では聴講者に質問を出し、意見を聞く場を作ったが、COP15の狙いが外れ、COP16に持ち越されたため、講師が判断した内容を伝える場になった。主な理由は、 @GHGガスの排出量が多い中国、米国が京都議定書に加わらずに、別枠を要望すること。 A後進諸国は京都議定書の継続を希望するなどで、世界が同一歩調を取れない上、後進国から多額補助の要請が出たことなどのため、COP16の必要性が高まった(2010-11月)。 B日本のGHG削減25%に対し、国内での共通認識の必要性も起きている。こんな矢先、国内の更なる省エネ課題による実績の要求が出て、意見を聞いた。
〔アンケート結果 回収と意見まとめ〕 出席者 : 10名 アンケート回収 : 6名 内容 : @ 受講者年代 : 40代2名 50代3名、 70代1名 計6名 C 受講理由 : テーマに関心有、 環境知識を身に付ける 66% D 講座内容は : 満足した。まあまあだった 100% E 講座の時間配分は : 適切であった 83% F 講座の企画配分は 適切でよかった 83% (技術士のスタンスの意見が出てよかった) 反省 : よく判っていただき満足しました。しかし引続きCO2削減検討を要します。 これからも、毎月第3曜日になごや環境大学愛知県技術士会の講座を続けます。次回(後期第5回)は、2010年2月17日(水)の18時30分からです。技術士(衛生工学部門)の野々部顕治氏による講演「水の浄化とその再利用、及び節水技術のわかりやすい解説」です。皆様ぜひご参加いただきますようお願い申し上げます。 (文責 杉本利夫) |