2012年12月19日(水)に開催された「2012年度後期第3回 なごや環境大学愛知県技術士会講座」の報告 | ||
下記の要領で、なごや環境大学の愛知県技術士会講座"「楽しく」「わかりやすく」「面白く」地球環境の将来を語り合う夕べ"の2012年度前期後期第3回目が開催されました。 ・日時 : 2012年12月19日(水) 18:30〜20:00 ・場所 : 花車ビル北館6階 会議室 ・講師 : 櫻井止水城 (技術士(応用理学部門)) ・題目 : 「リスクについて考える」 18名の方に参加していただきました。ありがとうございました。 企業や家庭で危機が発生したときに勇気をもって事態に対処していくことになるのは常に個人です。そして、その個人(当事者)にあなた自身がなる可能性は十分に考えられます。そのためには、死と同じように危機とは避けられないものだという認識をもって、その対策を練っておくことです。リスクは決してその被害者が訴えているように、コントロール不可能なものではありません。リスクの正体を正確に理解し、リスクをコントロールするお手伝いをさせていただきました。 危機が発生したときに必要な避難行動、その開始に至る意思決定を遅らせるもの“正常性バイアス”、“同調バイアス“、“愛他行動”などがあり、リスクコントロールにはハード面とともにソフト面、心理面が多大に影響します。 これら、我々がぜひ知っておくべきことについてお話ししました。
次回(2012年度後期第4回)は2013年1月23日(水)の18時30分から、花車ビル北館6階会議室での開催です。技術士(金属部門)の下村勇一先生による講演「原子力の二面性」です。ご参加いただきますようお願い申し上げます。 (文責 櫻井止水城) |