2013年2月20日(水)に開催された「2012年度後期第5回 なごや環境大学愛知県技術士会講座」の報告 | ||
下記の要領で、なごや環境大学の愛知県技術士会講座"「楽しく」「わかりやすく」「面白く」地球環境の将来を語り合う夕べ"の2012年度前期後期第5回目が開催されました。 ・日時 : 2013年2月20日(水) 18:30〜20:00 ・場所 : 花車ビル北館6階 会議室 ・講師 : 加藤信夫 (技術士(建設、総合技術監理部門)) ・題目 : 「公共交通機関について語ろう」 17名の方に参加していただきました。ありがとうございました。 名古屋の地下鉄は1957年に、東京、大阪に次いで我が国で3番目に営業を開始しました。2011年3月の野並・徳重間の開通によって総延長が93.3kmになり、1日の走行キロ数は約18万kmで、地球を4周半していることになります。 講座では、名古屋の地下鉄のあゆみ、野並・徳重間のルートの概要、建設工事の紹介、地下鉄の施設などの紹介に交えて、国内や世界の地下鉄の事例や地下鉄クイズなどを行いました。資料の説明の後で、約40分間の質疑や議論を行いました。その中で「今後の地下鉄の建設計画は ?」、「シールド工事で出た土の処理は ?」、「非常用発電機の機能について」、「東京、大阪と名古屋の代表交通手段を比較した公共交通の議論が望まれる」など、貴重な意見をたくさんいただきました。都市の望ましい公共交通体系は、さらに都市計画との整合、住民ニーズの把握、需要予測、運行計画、採算性など多くの検討が必要となります。
次回(2012年度後期第6回)は2013年3月20日(水)の18時30分から、花車ビル北館6階会議室での開催です。技術士(上下水道・衛生工学部門)の村橋光臣先生による講演「環境を考えるための利き水(テイスティング」です。ご参加いただきますようお願い申し上げます。 (文責 加藤信夫) |