2013年10月9日(水)に開催された「2013年度後期第1回 なごや環境大学愛知県技術士会講座」の報告 | ||
下記の要領で、なごや環境大学の愛知県技術士会講座"「楽しく」「わかりやすく」「面白く」地球環境の将来を語り合う夕べ"の2013年度後期第1回目が開催されました。 ・日時 : 2013年10月9日(水) 18:30〜20:00 ・場所 : 花車ビル北館6階 会議室 ・講師 : 鈴木千賀 (神戸大学助教、博士(環境学)、修士(生物資源学)、技術士補(水産部門)) ・題目 : 「異常増殖する「藻」への挑戦」 10月に入ってもまだまだ暑さ癒えぬ中、非常に多くの皆様に御参加頂きありがとうございました。微細藻類・大型藻類の異常増殖現象は「Red Tide(赤潮)」、「Green Tide」と呼ばれます。私のラボ(神戸大学 鈴木千賀研究室)では、環境学の観点から「なぜ増えるのか」を問い、従来的な発想である「駆逐」ではなく、生物資源学の観点から「増えたものをどう利用しようか」という発想で日々研究を進めております。「ロロキサンチン」は「アスタキサンチン」に続く、有用成分として利用されていくのか。ご期待下さい。 海や藻をテーマにした特殊な分野であるにも関わらず、今回、多様な分野の方々に御聴講頂きましたことに感謝申し上げます。当該分野に従事する研究者・学生の方々、「大学・大学院時代に藻類の利用について研究をおこなっていた」と言う方々からのご質問も大変有り難く、講座だけでなくその後の懇親会も大いに盛り上がりました。重ねて感謝申し上げます。
2013年度後期第2回は11月13日(水)の18時30分から、花車ビル北館6階会議室での開催です。技術士(建設部門)の鈴木朗先生による講演「経済最優先から環境・安全も重視へ」です。ご参加いただきますようお願い申し上げます。 (文責 鈴木千賀) |