2014年11月11日(火)に開催された「2014年度後期第2回 なごや環境大学愛知県技術士会講座」の報告 | ||
下記の要領で、なごや環境大学の愛知県技術士会講座"「楽しく」「わかりやすく」「面白く」地球環境の将来を語り合う夕べ"の2014年度後期第2回目が開催されました。 ・日時 : 2014年11月11日(火) 18:30~20:00 ・場所 : 花車ビル北館6階 会議室 ・講師 : 犬丸 晋 (技術士(金属部門)) ・題目 : 「たのしく金属について学べば、省エネルギーについても知識を深めることができる」 私たち生活では、様々なところで金属が使用されています。鍋釜、橋梁、鉄道、自動者、船舶航空機、家電用品、IT関連機器など、非常に広範囲に使われています。金属といっても、大量生産の鉄、銅、アルミなどのベースメタル、ほんの少量使われるが、非常に大きな役割を果たすネオジュウム、インジュウムなどのレアアース金属などあります。金属の基本について知識を深めることにより、金属の性質と用途、その役割が理解できるようになります。特に、省エネルギーについての知識がより深まるようになり、日常の生活での無駄なエネルギーを使わないようになります。今回は、最も、多くかつ、すべての基礎となっている鉄について、基本的な知識を得ていただくために、’金属の王なるかな鐵’についての歴史や種類、例えば、鋼材、鋳鉄、ステンレス鋼などの基礎とトピックスとして、焼き入れにより鋼が硬くなる’マルテンサイト’について、この機構が応用例として形状記憶合金の原理となっていることを紹介しました。
次回(2014年度後期第3回)の愛知県技術士会講座"「楽しく」「わかりやすく」「面白く」地球環境の将来を語り合う夕べ"は、2014年12月9日(火)の18時30分から、花車ビル北館6階会議室での開催です。杉本利夫様(技術士(電気電子部門))による講演「最近の省エネ活動事例」です。ご参加いただきますよう、お願い申し上げます。 (文責 犬丸 晋) |