![]() |
クワガタはおもに雑木林にすんでいます。
慣れてくれば不思議とクワガタの潜んでいそうな雑木林をなんなく見つけられるようになります。
雑木林といってもクヌギやコナラなどが多く見られる落葉広葉樹の林がベストです。
竹薮などの中に数本しか木が見られないような場所でも充分潜んでいる可能性があります。
雑木林にはクワガタの餌となる樹液を出す木がたくさんあり、隠れる場所もたくさんあるのでクワガタにとってすみやすい環境条件がそろっているのです。
そして産卵に必要な立ち枯れの広葉樹や朽ち木などもある事もおおきな理由の一つです。
このような雑木林は夏は涼しく冬は暖かいので成虫 ・幼虫が生きて行くのにとても適していると言えるのです。
○成虫の住み分け
![]() |
ミヤマクワガタは木の高いところにいます。 ノコギリクワガタは木の高いところにも見つかりますが木下の枯れ葉をどかすと見つかることがよくあります。 オオクワガタ ・ ヒラタクワガタなどは洞の中に隠れています。 コクワガタは洞や樹皮の隙間どこにでも見ることができます。 ネブトクワガタは木の下部にある洞や樹皮の隙間にいます。 ※ 地域によって異なります。 |
○幼虫の住み分け
![]() |
オオクワガタは木の上の方でカワラタケなどのキノコが生えていて、やや乾燥気味の白枯れの立ち枯れを好みます。 コクワガタは立ち枯れ ・倒木 ・細い朽ち木など幅広く見られます。 ノコギリ ・ヒラタクワガタは根食い虫といわれ木の切り株や立ち枯れの根部に見られます。 ミヤマクワガタは木の根部で育ち土中で羽化します。 ※ ネブトクワガタは松などの赤くくさった土に近いようなところで育ちます。 繭を作って繭のなかで羽化します。 |
(オマケ) 源氏ホタルの住んでいる川です。6月中旬にはキレイな光が見れるでしょう。(o^v^o)
![]() |
![]() |