クワガタ採集方法はおおまかに4つに分かれます。

1.樹液採集　2.朽ち木採集　3.灯火採集　4.トラップ採集　です。

まずは樹液採集へ出かけてみましょう。　

私は樹液採集がいちばん楽しいと思います。

樹液採集の場合　昼間のうちに採集も兼ねて下見をしておくといいでしょう。

クワガタは夜の方がよく採れるのですが昼間でもコクワガタやノコギリクワガタなどは採集できます。

それに道をしっかり憶えておけば夜も迷うことはありませんね。

いきなり夜行くと方向感覚がまったく分からなくなる場合があるので気をつけて下さい。

山などで採集する場合どの木に樹液がでているか確認し、クワガタが潜んでいそうな洞や樹皮のめくれた部分などを細かく憶えておけば夜間の採集の時迷わずねらいを定めることが出来るので　時間を無駄にせずに効率よく採集する事が出来ます。

低地での採集はタモ（補虫網）はあまり出番がないように思いますが、高い所にいるクワガタを捕まえるのに必要な場合もあるので準備しておく方がいいでしょう。

夜間の採集では懐中電灯が必需品ですが、ポイントの木の近くまできたら一度電気を切って静かに近づいてから照らすようにします。

理由は、いきなり懐中電灯で照らすとクワガタは洞の中に隠れたり、足の力をゆるめて自分から下に落ちてしまいます。

下に落ちたクワガタは枯れはや土のなかにあっというまに隠れてしまい、探すのは殆ど無理です。

木を上から下までまめに探して特にその木に洞や樹皮の裂けた部分などがあれば隠れている可能性が高いので懐中電灯でしっかり照らし、よく探すようにしましょう。

もし洞の中にクワガタの歯やおしりなどが見えたら慌てて掻き出さずピンセットなどを使って引っ張り出します。

大型のクワガタは足の力が強くなかなか引っ張り出せない事もありますが、おしりをつついて誘導してやると意外と簡単に出てきたりしますよ。(^o^)

木に数匹集まっている場合などは下に網をあてがいながら採るようにすれば逃げられずに採る事が出来ます。

木の高い所にいるノコギリやミヤマなどを採る時は細い木なら下に白い布を敷いておき木を蹴ってわざと落として捕まえる方法もあります。

二人以上で採集する場合は一人が木を蹴って落とす人、ひとりは落ちてくるクワガタを見失わないように見ていて捕まえる人、役を決めておいて採集する方法もあります。

私の好きなヒラタクワガタも大型の個体は高い木の洞の中に潜んでいる事が多いのですが、この場合タモで採る事が不可能です。

かといって木登りが出来るような木ではない場合は思い切ってハシゴを使いましょう。

ハシゴを使う場合は必ず二人上で採集し、一人は下でハシゴが倒れないように支えるようにして下さい。（アルミの折りたたみ式脚立が便利）

私は何度か落ちました。(ToT)　※もしハシゴを使って怪我をしても一切の責任は負えませんので御了承願います。

何度か同じポイントに通っているとどの木にどんなクワガタがついているか、何時頃に行けばよく採れるかなど分かるようになってきます。

自分の採集ポイントを何ヶ所かもっているとたくさん採れる確立は当然あがりますね。

その中でもいちばん気に入ったクワガタを採集できたポイントがあればその場所はあなただけの秘密のポイントになるでしょう。

さて、長々と書いてしまいましたが最後に採集は楽しくやるのがいちばんです。

楽しく採集する為にはクワガタがすみ易い環境を破壊しないことですね。

間違っても木を傷つけたりするような方法で採集をしないで下さい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おしまい(o^v^o)

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