Eddie進化論(メンバーによる独断推論)

 本家IRON MAIDENにはEddie(エディ) という強力なキャラクターが存在します。
 どうも、メンバー自身のキャラクターにカリスマ性、派手さが無かったため存在させたというニュアンスで マネージャーROD SMALLWOOD氏が語っておられましたが、NORI NEDIAMとて同じ事! 第3回目のステージより登場した Eddie隊(エディ隊)。彼らもNORI NEDIAMのメンバーに 全く無いカリスマ性、ステージ映え、高レベルなビジュアル、若さ・・・(泣)をなんとかする為に存在するのです。
 しかしながら、いったい何人のお客様が「おぉ〜!Eddieだ!」と認識されたことでしょう・・・?
 そこで次回以降のステージに向け、「何〜!アレ〜!」「ワケ解んない〜!」ということがないように、緊急企画「Eddie進化論」を立ち上げました。
 なお、コメントが「間違っている」、「偏っている」、「ふざけるな!」という場合や、一部画像を加工してしまっていますので「それはマズい!」、 「営業妨害だ!」という方は掲示板へお書き込み下さい。対処致します。(当然ながら、作った人間は本家MAIDENおよびEddieのファンであるので、 そこに悪意は全く存在しない事を了解願います。)





T.Eddie登場!
 Eddie登場!?

 1980年4月「Eddie The Head」が初めてその姿を現した。
 今回は後方に位置し正体不明だったが、2ヶ月後にその姿を公開したのであった。
 そういえば最新作「A Matter Of Life And Death」のジャケットもEddieがエライちっちゃいですけど、原点回帰ということでしょうか?ないです!
 ※メジャーデビュー前存在した「カブキマスク」をEddieと呼ぶという話もありますが、とりあえずココを原点と呼ばせて頂きます。
single「Running Free」1980/2
 Eddie面が割れる!

 衝撃の1stALBUM発表と同時に衝撃のEddie初顔見せ。
「半人半獣」「ゾンビ」何とも言えない恐怖に駆られる形相は、初期の荒々しい曲と相まって人々に衝撃を与えたのでした。 現在でもおっかないのに当時はなおさらそうであったと想像します。
 デザインは奇才Derek Riggs(オフィシャルウェブサイト) 元ネタはベトナム戦争の写真の中で見た米兵の死体。
1st ALBUM「Iron Maiden」1980/4

U.殺人鬼Eddie
 Eddieついに殺人を犯す!

 そのイメージ通り恐怖の殺人鬼と化していくEddie。
 まず殺られちゃったのは高齢のご婦人のようですが、横たわる死体の顔は当時の英首相 「鉄の女」マーガレット・サッチャーにクリソツ!このあたりがユーモアのセンス抜群!
single「Sanctuary」1980/5
 Eddieなぜかモテっちゃたりする!

 またたく間に時の人となったEddie!
 しかしこの顔ですよ!殺人鬼は裏の顔ということか?それを捕まえようとする女兵士の顔も英首相?
single「Women In Uniform」1980/10
 Eddie連続殺人鬼と化す!

 次々と殺人を重ねるEddie!まさにアルバムタイトル「KILLERS」そのもの。
 しかも凶器がナイフからナタ(!)に代わっている。ヒェ〜!
2nd ALBUM「Killers」1981/2
 Eddie心霊現象をも引き起こす!

 こうなってくると「何でもアリ!」という感じだが、これ以降の変貌、変化ぶりを見ればかわいいもの・・・。
single「Twilight Zone」1981/3
 Eddie日本上陸!

 1981年5月、IRON MAIDEN初来日。
 Eddieの凶器も日本刀になっております。何人のリスナーがEddieに殺(ノックアウト)されたのでしょうか?
single「Maiden Japan」1981/9

V.サタンvsEddie
 EddieイコールSatan?

 最悪、最強への道まっしぐらのEddie。次は地獄を支配すべくサタンと接触を始めます。
single「Purgatory」1981/6
 Eddie vs SATAN

 「俺が地獄を支配するんだよ!」「俺のシマに入んなよ!」「ポカポカポカポカ・・・」
 地上最悪頂上決戦進行中!
single「Run To The Hills」1982/2
 地獄の支配者はEddie!

 サタンがEddie(人間?)を操っていると思いきや、その上で実はEddieがサタンを操っているの絵。
 このアルバムは当時、物議を醸し、「IRON MAIDEN=悪魔崇拝者」とマジで問題になったようです。 シャレの解らない人はいつの時代にもいるモンです。(得てして、そういう人が権力乱用して弾圧しちゃうんだよな・・・いつの世も、どの世界も。)
 ・・・ちなみにそういう人達に対し、バンドは次のアルバムで一発かましてやったのです。(STILL LIFEのイントロ逆回転メッセージがそれです!有名な話ですけどね。)
3rd ALBUM「The Number Of The Beast」1982/3
 Eddie!サタンをも殺す!

 とうとうサタンを倒し、地獄界の支配者にもなってしまったEddie。最強です。
single「The Number Of The Beast」1982/4

W.洗脳〜戦争
 イカロスを落としたのはEddie!

 ロウで固めたイカロスの羽根を溶かしてしまい、地上へと落下させた原因は太陽の熱ではなくEddieだった。
 しかも火炎放射器で!!
single「Flight Of Icarus」1983/4
 ついにEddie捕まる!

 最強!最悪!暴虐無人のEddieもついに捕まるときが来ました。拘束服を着せられ、鎖につながれ、しかも頭蓋骨を割られ、 脳を調べられ、ロボトミー手術を施されたようです。
 でも、こんなおっかないの誰が捕まえたのでしょうか?
4th ALBUM「Piece Of Mind」1983/5
 Eddie戦争へ借り出される!

 「Trooper]=「騎兵」 この曲はクリミア戦争 について歌っています。
 おそらくEddieは英国(軍)に捕らえられ、ロボトミー手術を受け、生物兵器として有効利用されたのだと推測します。
single「The Trooper」1983/6
 Eddie核戦争へも関与!

 過去の戦争から現在の戦争(当時は東西冷戦中)まで借り出されるEddie。
 「Somewhere〜」以前からタイムトリップ術も心得ていたようです。
single「2 minutes to midnight」1984/8
 EddieWWUも参加! !

 もちろん第二次世界大戦にも参加してました。パイロットとして。
 この曲は 「バトル・オブ・ブリテン」での航空戦を歌ったもの。  (※これだけは時系列に並んでません。話がつながりやすかったので・・・)
single「Aces High」1984/10

X.死〜再生
 Eddie!スフィンクスとなる!

 戦争屋Eddieは死亡。
 その偉大さを讃えてのモニュメントなのか、それとも単純に墓としてなのか(死霊復活時の墓は全く別モノだから違うかな)、 Eddieがその姿をピラミッド(スフィンクス)に替えてこの世に姿を現しました。この発想最高!デザインも最高!
5th ALBUM「Powerslave」1984/9
 Eddie再生!

 やっぱりというべきか・・・生き返りました!墓標には「EDWARD T H ・・・(エディ・ザ・ヘッド・・・?)」の文字が。
 復活時の衝撃の為か、そのとき起こった稲妻で高層ビルが2棟破壊されてます(裏ジャケ)。ヒェ〜
LIVE ALBUM「Live after Death」1985/10

Y.Eddie未来へ
 未来へ移動するEddie

 復活後、とうとう時間をも支配してしまったEddie。タイムマシンで4次元を移動中。
 中央のモニターには操縦者Eddieが写っています。それを囲む4つのモニターは全て過去の関連ある場所が写っております。 右下のは多分サッカースタジアムでしょう。スティーブはウェストハム・ユナイテッドの熱狂的ファンです。
single「Wasted Years」1986/9
 バウンティハンターEddie登場!

 未来へ到着後早速ミッションを完遂!
 今度のお仕事はバウンティハンター(賞金稼ぎ)。このアルバムのコンセプト、音と完全にマッチしてます。
 最高にカッコよいジャケットです!ユーモアも満載!「白ニキビ」を探せ!
6th ALBUM「Somewhere In Time」1986/9
 未来の酒場で・・・

 渋い!渋すぎる!登場当時の破天荒さ、暴虐無人さはどこへやら。アダルティーなEddieになってしまった。
single「Stranger In A Strange Land」1986/11

Z.Eddie神話の世界へ!
 Eddie氷の海に漂う!

 7番目の息子の7番目の息子は特別な能力を持って生まれる。
 神・悪魔、その子を巡るストーリーが進行していくコンセプトアルバムである。
 というわけで過去の流れの中では収まりきらないEddieのキャラクターとなっています。
 ちなみに、このアルバム関係でのEddieはエラい事になっております!
7h ALBUM「Seventh Son Of A Seventh Son」1988/4(※これも時系列に並んでません。)
 Eddieが・・・その1

 頭を貫かれたり・・・
single「Can I Play With Madness」1988/3
 Eddieが・・・その2

 屋久杉か〜?
single「The Evil That Men Do」1988/8
 Eddieが・・・その3

 えらいこっちゃ〜!
 ※デザインにコンセプトは存在すると思いますが現在調査中。解明次第アップしていきます。
single「The Clairvoyant」1988/11

 ここまでたどり着いた方、Eddieの進化ぶりが理解できたでしょうか?これでNORI NEDIAMのステージが少しは楽しく見られるかなぁ?・・・微妙。 (逆に自分達にプレッシャーを与える結果となってしまった気がする・・・)
 さて、この後のEddieの変貌・進化ぶりは、再び墓からよみがえったり、木に取り込まれちゃったり、全身を解剖されたり、雲になっちゃったり・・・と、 過去のストーリーから逸脱しており「ヒストリー」として説明するには厳しいので今回はココまでに・・・。
 デザインもデレク・リッグス以外のデザイナーが採用されたり、実写風ジャケットになったこともあります。
 個人的には「Eddie=デレク・リッグス」と思っていますので、ほかのデザイナーの描くものはあまり好きでは無かったです。 メルヴィン・グラントの描くEddieはちょっとなぁ・・・。「VIRTUAL ]T」はEddie史上最悪のジャケだなぁ・・・正直言うと・・・。
 


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