出張ぼやき


ふと、PCに保存してある『出張ぼやき』のデータをざっと読んだ。
かれこれ四、五年くらい前の記録か。己を包み隠さず、ありのままに綴っていて(よくナイフの切っ先に)、あの頃の自分は良くも悪くも怖いもの知らずだった。今の自分にとって、吐露場が筆記ぼやきである。
あの頃と何一つ変わっていない。否、劣化しているか。そんな筆記ぼやきも、もうすぐ十九冊目だ。

2020年10月23日