「織物の町」尾張一宮で見つける
私は,一宮市をよく訪れます。なぜなら、昔ながらのものが多く残っている土地、博物館、お寺などの施設がある土地、喫茶店のモーニングサービス発祥の地と言われている土地だからです。そこで見つけたことを紹介していきます。(2009年冬)
尾西歴史民俗資料館
美濃路で1番大きな起の宿の様子が分かる資料館。昔の船橋(将軍や朝鮮通信使が通行するためにたくさんの船でつくった橋)や象が川を渡ったときの様子を示したミニチュアなどおもしろい展示物がある。(平成21年2月1日)
一宮関連の本
エッグ(Egg):毎年、春と秋に発行される一宮のタウン誌。この本には、一宮にあるお食事のお店、新しく開店したお店などが紹介されている。また、一宮起点に出かけることができる県内、岐阜、静岡などの観光スポットなども紹介されていておもしろい。値段は1冊300円。(平成21年12月23日)
第3回一宮モーニング博覧会
平成21年10月25日(日)本町商店街西分庁舎前で開かれる。朝9時20分に行ったら、すでに長蛇の列。地元のテレビ局などが並んでいる人をインタビューしている。いかにこの博覧会が人気を集めているか分かる。この博覧会は、市内の喫茶店の中からモーニングをつけているお店16店(うち特別出店の高等学校2校を含む)がエントリー。どこのお店が気に入ったか事前のネット投票と当日のフォークスプーンでの投票を合計したもので決める。当日フォークスプーンで投票すると一宮モーニングマップがもらえる。このマップは市内のいろいろなお店の位置とモーニングが分かり、重宝されることでしょう。(平成21年10月25日)
一宮モーニング
ピットイン:西大海道にある。コーヒーにサラダ、茶碗蒸し、小倉つきのパン。1日中、モーニングサービスが付くのがすごい。380円。(平成21年1月25日)
ケント:牛野通にある。コーヒーにサラダ、卵、黒パンと普通の食パンのサンドウィッチ。380円。
(平成21年2月2日)
グリーンカフェ:松降通りにある。コーヒーにサラダ、卵、コーンスープ、デザート、手作りパン2個とボリューム満点。380円。
(平成21年3月30日)
カフェ アラビカ:笹野にある。ドリンクにつくモーニングが10種類のものから選べる。ポテトグラタン、野菜、ゼリーがついて値段は380円。休日に行ったとき、大変にぎわっていた。
(平成21年10月12日)
スリーピース:西大海道のスーパーキシのすぐ東にある。ドリンクにつくモーニングが5種類のものから選べる。わたしは、黒ごまトースト+サラダ+クリームシチュー+ゆで卵のセットを食べた。バランスがよく、値段は330円とお得。
(平成21年11月3日)
カフエハウス ラティーノ:国道22号線北方町北方の交差点を西に少し行ったところにある。ドリンクにつくモーニングは5種類の中から選べる。わたしはトースト+ゆで卵+サラダ+デザートをで食べた。値段が300円とお得で、ボリューム満点。(平成21年11月3日)
ファーストリバー:萩原町萩原にある。萩原小学校西にある喫茶店。ここは、モーニングにトースト、卵焼き、野菜サラダ、マカロニサラダ、トマトがつき、330円。ボリュームの多さ、値段の安さに驚く。(平成21年11月22日)
ココロカフェ:千秋町にある千秋小学校のすぐ南にある。ここのモーニングは、ドリンクに、トースト1枚、カレー、キャベツサラダ、寒天ゼリーとボリューム満点。値段は350円。(平成21年11月23日)
Cafe&Dining Karen:一宮市の伝法寺にある。国道22号線伝法寺交差点のすぐ西にある。モーニングは3種類あります。その中で、おにぎり、サラダ、赤だし、茶碗蒸しのセットは和食党の人にはおすすめです。値段は400円です。(平成21年12月6日)
カフェ メールネージュ:一宮市外割田にある。場所は外割田南信号の北東かどにある。こちらのお店のモーニングは、フレンチトーストが有名。パンは7種類から1つ、ゆで卵(半分)、スープ、フルーツ、コーヒーゼリーまでついて350円。新聞や雑誌なども豊富に取りそろえてあった。(平成21年12月13日)
銀座珈琲館:一宮市木曽川町黒田にある。場所は黒田西石原の交差点のすぐ西側の日置ビル2階にあり、分かりやすい。こちらのお店のモーニングは、コーヒーを注文するとト−スト、サラダ、小豆あん、ゆで卵、寒天とフルーツのデザートがついてきて、350円(チケットを買うと3200円、特別に2800円という時期もある)。お店の中にはアンティークな電話、顕微鏡があったり、多方面にわたる本があり、そちらを見るのも楽しい。(平成22年8月15日)
K`s:一宮市南高井の愛知県立一宮興道高校の西側にある。ここのモーニングのホットサンドは 火・金曜日が卵+マヨネーズ+ケチャップ、月・水曜日がキャベツとツナのマヨネーズ和え、さらにヨーグルトが付いてくる。また、ランチは380円とお得にある。(平成22年11月7日)
喫茶きのした:一宮市大日比野如来堂の交差点の南にある。西側には田園風景、北側には138タワーがそびえ見晴らしがよい。店内入り口付近ではしゃれた衣料を販売しているモーニングは400円でトースト、フレンチトーストが食べ放題。サラダ、スープも自由に食べられる。(平成22年11月7日)
旬菜酒房・珈琲館いなせ:一宮市木曽川町黒田にある。ここは、雰囲気が居酒屋という感じ。個室でモーニングを楽しめるのが素晴らしい。モーニングはドリンクをたのめば、ポテトサラダ、ゆで卵、プチデザートも付いて350円。ここもお得感があります。(平成22年11月14日)
カフェテラス園:一宮市南小渕国道155線の南にある。ここは、23年営業の喫茶店。モーニングは、バター、小倉など5種類のトーストから選べる。卵もオムレツかゆで卵から選べる。値段は330円とお得。(平成22年11月14日)
大判焼き
ゑびす屋:真清田神社西側で40年以上お店を出していたが、2001年に羽衣1丁目の大江川沿いにお店を移転した。商品は、大判焼き(90円)と天ぷら大判(100円)。大判焼きの真ん中には甘さ控えめの餡がたっぷり。わたしがお店にいたとき、お客が次々と訪れていた。(平成21年12月23日)
うなぎ
うな徳庵:森本2丁目にある。森本大橋東の交差点から、北に向かい、3つ目の信号を右に曲がりすぐの所にある。ひつまぶしが980円、鰻丼が650円はお得。(平成21年10月12日)
ランチ
太陽のカフェ:浅野交差点すぐ南東にある。サラダバー、パフェバーがあり、お好みに応じていろいろな食材を楽しめるのがすばらしい。(平成21年6月8日)
Cafe k’s:大和町南高井にある。このお店のランチは390円で、ボリュ−ム満点。しかも、18種類と種類も豊富。一宮興道高校のすぐ西にある。(平成21年12月5日)
ステーキハンバーグ&サラダバー けん:浅野交差点すぐ南東にある。ハンバーグまたはステーキを注文すると、サラダバー、フルーツバーを利用できる。ライスにカレーを載せることもでき、お得感があります。
ケーキ
カンツバキノブ:ロールケーキが有名。東海ウォーカーにも出たことがある。一宮毛受(めんじょ)ヤマナカフランテ店のすぐ西にある。
パン
グルマン ビタル:丹陽町の丹陽小学校の南にあるパン屋さん。石釜(薪を燃やしその熱でパンを焼き上げる)の余熱でパンを焼き上げる方法による。クルミの入ったパンを食べましたが、サクッとした歯触り、くどくない甘さで大変おいしかったです。また、真ん中にプリンがのったパンもあり、その種類の多さに驚かされます。本店は不破郡垂井町にあります。平成22年1月31日
サンドウィッチ
森本サンドウィッチ工房:一宮市森本の職業訓練センター信号の東側にある。サンドウィッチのおいしい店として、行列ができているお店。卵サンド、フィッシュサンド、カツサンドはもちろんのことフルーツサンド、イカロールもある。パン生地が柔らかくおいしい。
花・園芸のお店「南坊園」(なんぼえん)
国道155線沿い浅野町字赤見前にある。たくさんの季節の花がお店に所狭しとならぶ。わたしは、最盛期は過ぎたがまだ楽しめる蘭、菊を189円とお値打ちな値段で購入。またポインセチア、カニサボテンなど3鉢で1050円もお得。情報紙の花と園芸「ニコニコニュース」もありがたい。
学士、修士、博士の各コースに分かれていて、目標をもって学習できるところがおもしろい。
尾張一宮検定
尾張一宮に関する知識を問う検定。県内ではもっとも古くからあるご当地検定で、「一宮歩こう会」のウォークラリーと連動している。毎年2回、市内の修文大学で実施されている。一宮市内の各地域、一宮出身の自然、人物、一宮の産業など各分野から出題される。
学士、修士、博士の各コースに分かれていて、目標をもって学習できるところがおもしろい。
一宮市博物館
尾張一宮大和町妙興寺にある博物館。地方にある博物館としては展示品が豊富で、各種の催しがあり大変立派な博物館。わたしが訪れたと時は「暮らしの道具〜今と昔〜」の企画展が開かれていた。(平成21年2月15日)また、講演「尾張藩の成立と木曽川支配」(原 昭午先生)が開かれていて大勢の人が熱心に聴いていた。入場料大人200円。
妙興寺
尾張一宮のある名鉄妙興寺駅の南にある。境内は町の真ん中とは思えない静けさ。正式名は妙興報恩禅寺。総門、勅使門、放生池、山門、仏殿がほぼ一直線に並ぶ南北朝時代の禅宗寺院の伽藍。現在も修行をしている雲水がいる。
お囲い堤
現在の愛知県犬山市から弥富市までの木曽川左岸に、約48kmにわたって築かれている。御囲堤の高さは9.1m〜14.5mある。豊臣家の侵攻から西国に対する拠点である尾張藩を守るという軍事的目的で、伊奈備前守忠次の指揮により1608年(慶長13年)、御囲堤の築堤が始まり、翌年完成したとされている。
美濃側の堤防を低く抑えさせたことについては、当時の史料・記録類からは確かめることが出来ず、尾張側の堤防が三尺高くされたのは江戸後期の寛政年間とされる。
一宮地域文化広場
一宮市時の島にある施設。南側170mほどの所に駐車場がある。東側に建物有隣会館とプラネタリウム、東側にフィールドアスレチックがある。体が疲れたときはフィールドアスレチックで汗を流すのも良いでしょう。プラネタリウムは大人60円、子供30円の入場料。わたしが訪れたときは、星に関わる映画の上映が行われていた。(平成21年3月15日)
138タワーパーク
市北部の光明寺にある公園施設。ここにある138タワーは一宮市のシンボル。高さは語呂合わせのようで138m。地上100mにある展望階からは、東はゆるやかな濃尾平野、西は遠くに養老・鈴鹿山脈、南は名古屋周辺の人口密集地、北はアルプス山脈とすばらしい眺望。また、公園内では、毎年夏にニュースで報道される夏の巨大気温グラフなど、季節のイベントが行われる。休日には大勢の市民が訪れる憩いの場所となっている。(平成21年5月10日)
浮野合戦場祉
市の東部千秋町浮野にある。この近辺にて清洲城主織田信長軍3000名と岩倉城主織田信賢3000名が戦う。死闘の末討ち取った首級900余を埋めたのがこの地「うぐいす首塚」。この戦いの半年あまり後に、信長は上洛し将軍足利義輝に拝謁。この戦いの重要性が分かる。ここ戦場祉には車を4台ほど駐車できる。また、ポストに入っている解説の紙は自由に得ることができる。(平成21年5月23日)
尾張県民生活プラザ
本町ルボ・テンサンビル4階にある。県の出先機関。ここで、旅券パスポートの申請・受け取り、県営住宅の申し込みや消費生活に関する相談ができる。(平成21年6月8日)
萩原町串作交差点
尾張一宮の西南部の串作交差点は、萩原町商店街の玄関口。ここでおもしろい看板を見つけた。一宮市の一区画ながら有名なことが3つ。1つは歌謡界で有名な舟木一夫のふるさと。2つ目は5月に行われるチンドン祭り。もう一つは、万葉公園で、園内いたるところに、万葉集にある短歌が立て札に詠まれている。そして、その歌に詠まれている樹木が植えられている。(平成23年12月10日)
萩原商店街
尾張一宮の西南部にある昔ながらの商店街。ここは、美濃路の萩原宿のあったところ。広い駐車場が商店街の中程にあり、車での買い物にも便利。商店街には、自転車屋、洋服屋、生地屋、刃物屋、苗屋など専門店が軒を連ねる。毎年5月にはプロのチンドン祭り、10月には素人のチンドン祭りが開かれることでも有名です。(平成21年11月22日)
萬葉公園
尾張一宮の西南部の萩原町戸苅(萬葉公園)と萩原町高松(萬葉公園高松分園)にある公園。この公園のおもしろいところは、公園内いたるところに、萬葉集の歌が詠まれている立て札が立っていること。そして、その詩に詠まれている植物が近くに植えられている。桜の歌の近くに桜の木、ハギの歌の近くにはハギというように。なかなか風流なところがあります。(平成21年11月22日)
鉄道
尾張一宮は、JR東海道線、名鉄本線が通る鉄道の要所でもあります。南西部を東海道新幹線が通過します。(平成21年12月13日)
名鉄尾西線玉ノ井駅:尾西線の北の終点駅。無人駅となっている。電車は、1時間に2本発着。第2次世界大戦末期までは、さらに北側の木曽川港駅まで伸びていた。戦後、玉ノ井駅が終点となる。近くに住んでいる方に聞くと、昔はこのあたりの織物製品を鉄道を使い運んだとのこと。(平成21年12月13日)
木曽川資料館
一宮市木曽川町黒田にある。旧木曽川町会議事堂を利用している。資料館内には後に土佐一国の大名になった木曽川町黒田出身の山内一豊及び市域ゆかりの武将についてパネル展示などにより紹介している。現在の市域の空中写真が床に見られるのもおもしろい。わたしが訪れた日、一宮出身の青春歌謡歌手「舟木一夫」展が催されていて、多くの人が訪れていた。(平成22年3月6日)
国道22号線
一宮市では、北部北方町から南部の丹陽町まで通じている大動脈。この道は名古屋と岐阜を結ぶ交通量の大変多い道。道路沿いには大型スーパー、家電量販店など、いろいろなお店がある。(平成22年10月17日)
舟木一夫の関連
舟木一夫の生家:一宮市萩原町にある名鉄尾西線萩原駅の北、萩原商店街の通りにあった。立て看板が立っているので分かりやすい。
うな六:一宮市萩原町にある名鉄尾西線萩原駅の西700mほどの所にある。舟木一夫の同級生が開いているお店。5月15日に訪れたときは同級生のご主人は見えませんでした。でも、お店の中には、舟木一夫のサイン入り写真、写真集があって、その人となりを知ることができ、うれしく思いまいした。(平成22年5月17日)
観音寺:一宮市萩原町串作観音寺に、舟木一夫の父親の墓があった。しかし、現在は世田谷の方にそのお墓を移したとのこと。そのことで、平成22年3月19日に観音寺に舟木一夫が訪れている。舟木一夫の
行動範囲が東京が主ということからのよう。その墓を守ってきた観音寺に対して舟木一夫からのお礼のメッセージが掲げられていた。
「自己紹介」のページへ