「城下町」岩村で見つける


  私は,恵那市岩村町をよく訪れます。この町にある岩村城は日本3大山城の1つです。戦国時代、武田方についた「女城主」修理夫人の軍が甥の織田信長によって滅ぼされるお話が伝わっています。
岩村「重要歴史的建物群保存地区」
1km以上にわたって、岩村の城下町の町並みが続いている。休日には、観光客が地図を見ながら歩いています。。土佐屋、勝川屋など多くの昔からの商店が、お店を解放し、中にはいることができる。家の庭に、天然水が流れていることに驚きました。町の維持のためにこの水は重要な役割をしているのではと思いました。わたしが入った勝川屋のお店の方は、親切に岩村の良さを知られてくれました。 保存地区の真ん中あたりにある矢野書店に入ったら、岐阜県の歴史、山城にに関する本が揃えられていました。さらに、ガイドマップ、岩村に関する案内文の抜粋を無料で配布していました。 このような素晴らしい古い町並みが東濃地区の岩村にあります。(平成21年10月4日)
岩村歴史資料館
岩村歴史資料館と岩村民俗資料館からなる。歴史資料館には、松平乗寿が用いた武具、江戸時代末期の大儒学者佐藤一斎の自讃画像軸、日本最初の英和辞典など貴重なものが展示されている。 民俗資料館には、扇風機、日露戦争当時の軍服、機織り機など昔の人の生活を偲ぶことができる数々の品が展示されている。入館料:一般は400円、高校生以下は無料(平成21年10月4日)

・岩村歴史資料館付属の民俗資料館


富田地区農村景観
町を一望できる展望台から見ると東の方角から西の方角へ均一の大きさの田圃がきれいに並んでいることが分かる。この地区は戸数が130戸あまり。集会所をかねたお堂が6つある。豊作を祈るやまのこ(山の講)が今なお残る村でもある。(平成21年11月23日)
・展望台から臨む田圃


旧藩主邸跡地
藩主邸の一部、表御殿・平重門・太鼓楼が復元されている。また、敷地内に岩村藩の藩校「知新館」(全国で3番目に古い歴史を持つ)の正門が移築されている。(平成21年11月23日)
・藩校「知新館」の正門


・太鼓楼


カステラ
岩村の名物にカステラがある。町に3軒のカステラ屋さんがある。松浦軒本店、松浦軒本舗、かめや菓子舗。東濃の都市からは離れたこの地になぜと思いました。実は、岩村藩医だった神谷雲沢が明治初期に長崎から病人用の栄養食として製法を持ち帰ったとのこと。(平成21年11月23日)
大名墓地(乗政寺山)
岩村藩藩主丹羽家4代の墓、下田歌子の墓もここにある。(平成21年11月23日)
・大名墓地


勝川家
勝川家は、屋号を「松屋」といい、江戸末期から台頭した商家。町内外に、松屋山と呼ばれる勝川家所有の山林から切り出された材木を補完する木倉があった。幕末にはその財力を持って岩村藩を支えた。(平成21年11月23日)
鉄砲鍛冶屋加納家
岩村の市街枡形の所のすぐ北にある。江戸時代ここで鉄砲が作られていたとは驚いた。ここの職人は泉州堺まで修業に行ったとのこと。また、鉄砲は、岩村藩や尾張藩から注文があったとのこと。(平成22年4月1日)
・鉄砲鍛冶屋加納家の前景


東濃牧場
岩村の町から国道257号を恵那中心街に向け走ってく途中、阿木川湖を見るあたりで左に曲がりしばらく坂を登ったところにある。牧場には、草原が広がり、牛舎にはたくさんの牛が餌を食べている様子が見られた。また、売店、公衆トイレもあり、休日には多くの来訪があるものと思われる。その日は、平日で雨降りだったので訪れる人はいなかった。(平成22年4月1日)
・高原に広がる広い牧草地


・餌を食べている乳牛がたくさんいる牛舎


阿木川湖
岩村から国道257号を恵那中心街に向け走ってく途中にある風光明媚な湖。東濃牧場に登る道からの眺めは素晴らしい。山岡の小里川ダムといい、この近辺には景色のよいところがある。(平成22年4月1日)
・阿木川湖

このページのトップへ


「自己紹介」のページへ