京都で見つける

主な項目

京都の交通
京都について知る

平成23年9月23日(土)、24日(日)に京都(主に東側)を訪れました。23日は洛北「ホテル アバンシェル」に宿泊し、24日は、京都駅までホテルのバスで京都駅まで送っていただいた。京都駅からは市バスで東山区方面に出発しました。500円の1日乗車券は多くのところを見学するなら、大変お得です。 このたびの京都の観光で思ったことは、意外なところで歴史上の人物に関わるスポットがあること。南禅寺からから西の平安神宮方面に向かう途中、「無隣庵」があった。ここは、明治の元勲山県有朋の別荘で、日露戦争の方針を決めるため、当時の日本の中枢にいた人たちが会議を行った場所である。また、銀閣寺方面行きのバスの中から、河原町御池の近くでは、織田信長が最期を遂げた本能寺を見ることができる。(2012年9月25日)
京都駅
京都の交通の中心。1日中、多くの観光客でごった返していある。また、市バスや定期観光バスが発着するターミナル。南側新幹線乗り場と北側の表玄関を結ぶ通路がある。観光案内所は北側表玄関近くにある。
・京都駅の南側

東山方面 京都盆地東側にある断層でできた山。ふつうは、北は比叡山から南は稲荷山までを言う。呼び方が一般的になったのは室町時代以降 山麓には多くの神社・寺院があり、観光客で賑わっている。
永観堂
仁寿3年(853年)の創建以来今日まで幾多の文化人たちの筆や口にもてはやされ、「モミジの永観堂」として親しまれてきた京都有数の古刹。現代まで多くの人の篤い信仰に支えられている。
・永観堂の入り口


南禅寺
京都市左京区にある臨済宗南禅寺派の大本山。本尊は釈迦如来。日本最初の勅願禅時で京都五山、鎌倉五山の上におかれ宇別格の寺院。日本の中でもっとも格式が高い禅寺。

・南禅寺三門

銀閣寺
足利義政が築いた山荘。没後、寺院に改められた。銀箔は貼られて折らず、金閣寺とは対照的に閑寂の世界を楽しむことができる。銀閣寺近くの庭の砂はよく手入れしてあり、その造形の妙に心を奪われた。また、小山がありそちらに登ってみる銀閣寺とその周辺の風景も素晴らしい。銀閣寺の建物のすぐ近くも通ることができ、屋根瓦の精巧さを目で見ることができる。拝観料大人1人500円
・銀閣寺の外観


・美しい銀閣寺庭園

寂光院
(平成23年9月24日(土)に訪れる)
京都府大原にある寂光院を訪れた。聖徳太子の創建。大原御幸で知られている建礼門院が晩年隠棲したところとして知られている。大原御幸とは、隠棲した建礼門院に後白河 法皇が密かに訪問したこと。建礼門院徳子は、壇ノ浦の戦いの後文治元(1185)年9月に入寺した。そして、終生、高倉天皇、安徳天皇、平家一門の菩提を弔った。 2000年5月、不慮の事故により寂光院本堂が焼失した。 木がこんもりした薄暗いところに建礼門院が住んでいた庵跡がありました。 宝物殿には寂光院に伝わる平家物語がありました。
・寂光院


・寂光院の一室

琵琶湖疎水記念館(平成23年9月24日(土)に訪れる)
京都市左京区南禅寺にある。京都における琵琶湖疎水の意義を知ることができる施設。琵琶湖疎水は、1890年(明治23年)完成。また、第2疎水が1912年(明治45年)に完成。この琵琶湖疎水により水力発電が行われ、こその電力を使った工場や市営電車が開業した。京都の近代化にとって無くてはならない存在だった。 館内には疎水をつくるうえでの実測図、工事でつくられた煉瓦の展示があった。館外では水車、発電機、インクライン跡があった。
・琵琶湖疎水記念館概観


・館内にある展示物

京の都に通じる鯖街道
滋賀県高島市保坂(ほうざか)から鯖街道を京都大原口に向けて走った。山に囲まれた道。ところによっては、川に近く道幅が狭くなるところがあるが走りやすい。朽木には道の駅「朽木新本陣」があり、休憩地点としてちょうどよい地点。さらに向かい、滋賀と京都の県境に「途中」(とちゅう)という地名があるのには驚いた。
・道の駅「朽木新本陣」


・道の駅「朽木新本陣」裏の安曇川

<後書き>
まだ、京都について知る端緒を開いたばかりです。これから、さらに名所、道などを記していくつもりです。
参考にしている本
森谷尅久『京都の地理・地名・地図の謎』じっぴコンパクト新書、2011年 正井泰夫『京都の地理』青春出版、2011年 黒田茂夫『ライトマップル京都府道路地図』昭文社、2011年 『京都観光案内』日地出版、1964年
 
                                                                                                                                                                                                                                                                                     「自己紹介」のページへ