常春の渥美半島で見つける
渥美半島は、豊橋市境から伊良湖岬まで東西約30km、南の幅約5km〜8kmの観光の面で、農業の面で、資源豊かなところです。三河湾側には国道259号、太平洋側には国道42号が走り、その道を使い、半島を1周することができます。
・ジャスコ田原店駐車場近くの菜の花畑(平成23年1月6日撮影)
・田原市中心部
・伊良湖岬付近
主な項目
田原の歴史を知る場所
田原市について
伊良湖岬
伊良湖岬にある灯台は昭和4年に開設され、光度1万7千カンデラで、伊良湖岬のシンボル的存在。その灯台と恋路が浜を夾んで「椰子の実」記念碑がある。民俗学者柳田国男が島崎藤村に恋路が浜で拾った椰子の実のことを話し、「椰子の実」の歌が生まれた。
・伊良湖ビューホテル3階から見た海岸
渡辺崋山
幕末の蘭学者・画家でもある渡辺崋山は8歳から藩に仕え、朱子学や陽明学をきわめた。また、画では西洋の技法を取り入れ多くの名作を残した。家老職の時、義倉「報民倉」を設け、天保の飢饉のとき、1人も餓死者を出さなかった。
田原市博物館
常設展示室では、幕末の蘭学者・画家でもある渡辺崋山の生涯を写真、イラストなどにより紹介している。特別展示室では、渡辺崋山とその師友、弟子の絵画資料、歴史資料を展示している。企画展示室ではテーマを持った平常展、特別展が開かれている。
・田原博物館外観
田原市民俗資料館
江戸時代以降、田原市の庶民がどんな生活をしていたか、ここの資料館がよく分かる。1・2階に農業、漁業、生活に使われた道具などが、所狭しと展示されている。
・田原市民俗資料館外観
・民俗資料館内の展示物
田原市渥美郷土資料館
縄文時代の渥美半島の保見貝塚、伊川津遺跡から出土した資料、弥生時代から古墳時代、鎌倉時代の奈良東大寺再建時の瓦に代表される渥美古窯製品を展示してる。また、江戸時代から明治、大正、昭和、現在に至るまでの古文書、絵地図などを展示している。入場料は無料。
この資料館の建物は大変立派であるが、それは、建物入り口付近に書いてある表示により電源開発交付金によるものと分かった。
・田原市渥美郷土資料館外観
・民俗資料展示物
蔵王山
標高250.4mで、山頂からは360度のパノラマ展望を満喫することができる。とくに「田原市蔵王山展望台」の4階展望室からは、ガラス越しに暑さ寒さに関係なく素晴らしい景観を楽しむことができる。
渥美半島のキャベツ栽培
冬の渥美半島では、太平洋側、三河湾側それぞれ、広くキャベツ栽培が行われていることに驚く。ここは、豊橋南部から広がる日本一のキャベツ栽培地域。
・渥美半島のキャベツ畑
渥美半島のトウモロコシ栽培
夏の渥美半島国道259号線梅薮の交差点から西に1km入った西の山周辺にトウモロコシを大規模に栽培しているところがある。あまりの広さに目を見張る。もちろんスプリンクラーで水やりをしている。
・渥美半島のトウモロコシ畑
渥美半島のイチゴ栽培
平成25年3月26日、渥美半島国道42号線堀切町の信号近くにある日研農園でイチゴ狩りを行った。渥美半島では1月から5月にかけてイチゴ狩りが出来ます。大人1500円で、みずみずしい「あきひめ」食べ放題。イチゴ栽培の施設も見ることができ、楽しい時を過ごしました。
・たくさん実っているイチゴ
・イチゴ栽培の施設
風力発電
渥美半島西の浜海浜の森に近づくと北側に5機の風力発電用の風車が目に入る。ここは、1年を通して風の強い日が多いところ。私が訪れた平成23年6月7日(土)は南からの風で風車が4機回っていた。
・渥美半島の風力発電
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