結婚10周年記念ということで海外旅行を計画。新婚旅行の際に候補だったヨーロッパにしようということになりました。しかし、テロ事件があり、訪れる国をある程度絞ったうえで行くこととしました(休暇日数や費用の問題もあるが)。そんな折、ドイツ・スイスの2か国であり、ヨーロッパにしては安価、出発日もほぼ完璧という旅行商品を見つけ、参加することにしました。原油安の中、燃油サーチャージがゼロというのも海外旅行には追い風となりました。
   
1・2日目
 自 宅 → 最寄駅 ⇒(普通)⇒ 金山 ⇒(ミュースカイ)⇒ 中部国際空港 ⇒(KE752)⇒ インチョン国際空港 ⇒(KE905)⇒ フランクフルト国際空港 → ホテル(ホリデイ イン エアポート ノース)

ホテル  → ハイデルベルク城 → ハイデルベルク旧市街 → (昼) → ローテンブルク → ホテル(ユーロパーク インターナショナル)


 今回は6日間の旅行であるが、往復の移動時間が長いため観光は4日間である。大韓航空でしかもインチョン乗り継ぎという行程でドイツ・フランクフルトへ向かう。
 
 長い搭乗時間であるが、シートに画面が付いていて、映画やTV番組、音楽、ゲーム、機外カメラ映像などが楽しめるのが救い。一応雑誌を持って行ったが、この画面でさんざん遊び倒し、雑誌はただの荷物と化してしまった。
 

航路表示画面。速度や高度も当然出る。

キャプテン気分を味わえる画面

韓国の音楽番組。英語の字幕で何とか理解。

雲海の上を飛ぶ

 インチョン〜フランクルトでは機内食は2回。注文には日本語も通じるので安心だった。
 

 フランクフルト国際空港に到着。入国審査を経てついにドイツの地に立った! 入国審査って滞在期間とか目的とか聞かれるイメージで、英会話とかでもよく例文を見るんだけど、実際のところ

 会話はない

 とりあえず、モルディブ、中国、そして今回のドイツではそうだった。黙ってパスポートを係官に差し出し、しばしの沈黙の後(チラリと一瞥するが)に黙ってパスポートを返されて終わり。「Have a nice trip!」などとは決して言ってもらえない。 

 朝9時過ぎに中部国際空港を飛び立ち、乗り継ぎ時間を含めて15時間以上経過しているはずだが、時差があるのでまだ夕方である。日本にいれば日付が変わるような時間であるので眠い。時間は不便、休日は30時間欲しいなどといつも不満を言うが、今日は31時間ある。そのかわり帰国する日は17時間しかないことになり、これが体のリズムに大きな影響を及ぼすことになる。

 さて、今日のドイツは晴れ。涼しい。携帯観測機で計測すると21℃ほどだ。

 日没は21時半頃! ひゃー。シャワーを浴びたらとりあえず寝よう。


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 ということで、ぐっすり眠れた。
 今日は7時45分の出発。朝食を済ませホテルロビーに集合。バスで向うはハイデルベルク城。
 

これからの全行程でお世話になるバス

ドイツの道路標識は日本のと似ている。日本が真似たんだろうな。

 バスはメルセデス! おぉ〜、すげーと思ったが、よくよく考えればここドイツでは普通に「国産車」であり、どうってことのない存在なんだろう。
 
 1時間10分ほどでハイデルベルクに到着。土曜日ということで通勤時間帯の混雑がなく順調だったとのこと。
  

丘の上にはハイデルベルク城

急きょ乗ることになったケーブルカー

 バスで横づけできない規制がかかっているらしく、急きょケーブルカーでハイデルベルク城へ。添乗員さんの説明からは世界史の授業で聞いた懐かしい名前がポンポン出てくる。あれから幾歳。すっかり忘れてしまったなぁ…
 

城門塔

フリードリッヒ館
 

大酒飲みの道化師の像

テラスから街並みを見下ろす

 次は旧市街地へ。石畳が続き、建物も石やレンガが目立っていかにもヨーロッパらしい雰囲気。電線が一切ないのも良い景観の一助となっている気がした。
  
 
 そして昼食。まずはソーセージにビールだ! 車を運転しなくていいので昼間から飲める! イイ! 
  

 昼食後はローテンブルクまで移動。旧市街を少し散策。
 

ガルゲン通りを歩く。正面は「白い塔」

聖ヤコブ教会

市庁舎。花がきれいに飾られている。

マルクト広場にある一気飲みのからくり時計

 ちょうど15時になり、マルクト広場にある一気飲みのからくり時計が動作するところを見ることができた。写真では見づらいが、窓が開いて一気飲みしている人形が見えている。
 
 観光後はフュッセンまで移動。ロマンチック街道を走る。
 

どことなく美瑛を連想させてくれた車窓

牛が草をはむ。のどかな風景が続く。

険しい山も見えてきた。

120km/h制限という日本では見られない標識

 車窓を楽しんでいるとフュッセンに到着。ホテルに着くと19時半であった。当然まだガンガンに明るい。恐るべし高緯度地方。
 

山のホテルといった外観

室内はいたってシンプル

 レストランで他の団体と隣り合う。日本人だった。しかも東海地方から…。
 
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