2日目
  宿 → サンタマリア館 → 天草松島 → 三角駅 ⇒(特急 A列車で行こう2号)⇒ 熊本 ⇒(つばめ344号)⇒ 新鳥栖 ⇒(特急ハウステン ボス13号) ⇒ ハウステンボス駅 → ハウステンボス 
                                    (宿:ウォーターマークホテル長崎・ハウステンボス)

 元旦の朝を迎えた。よく寝たよく寝た。
 朝食はお正月ということでおせち料理の 特別メニュー
 

 チェックアウトして下島を西から東へ横切り、上島北部の海岸線を走って、サンタマリア館へ。文化・歴史系展示施設で元旦でも開館してる数少ない施設。 天草といえば、天草の乱に代表されるキリスト教が関係した歴史。その一端にふれていこう。
 

サンタマリア館の外観

黄金の十字架のモニュメントとマリア像

 1614年の禁教令から明治6年の解禁まで、かくれキリシタンがいかに信仰を守った か。とはいえ、260年はあまりにも長く、本来のキリスト教の姿からはかけ離れた形に変容していったという。そういった変成の歴史や、教科書でも出て くる踏み絵の実物などを見ることができた。
 

 三角駅へ向けて出発。昨日は時間の都合で素通りして来た天草松島の景色も楽しもう。
 

小さな島が点在する情景は仙台の松島にも通じる。

もうちょっと晴れてたらなぁ…。

 では、三角駅へ。昨日ガソリンスタンドを下見しているので心配ないのがいい。途中の道路は昨日の同時刻だと渋滞していたんだが、今日はすいすいで 意外に早く三角駅に帰ってくることができた。
 昨日指定された駐車場で、指示されたようにキーをインロックしてレンタカーを「返却」。
 
 少し時間があったので駅前の土産物店で土産物を買い、いよいよ観光特急「A列車で行こう」に乗車だ。
 

「A列車で行こう」編成写真(熊本駅にて)

車内。2号車にはバー・カウンターがある!

バー・カウンター前。ステンドグラスや壁の色などの意匠がシック。

共有スペースのベンチ。この一角はジャズが流れている。

 駅に入線すると10分ぐらいで発車時刻になる。さっそくバー・カウンターへ行き、乗車記念品と飲み物の注文だ!
 

柑橘ジュース

車窓の海をバックに、ゆずハイボール

 三角駅を発車し、すぐにトンネルで山越えすると、左手に海が見えてきた。御輿来(おこしき)海岸であるという紹介放送が流れ、列車も徐行。 ハイボール片手にのんびり列車旅。
 

 乗車記念に乗務員さんに写真を撮ってもらい、共有スペースでBGMのジャズを聞きながら車窓を眺めているともう熊本駅。始発駅から終着駅まで 乗っても、40分程度の乗車時間なので、あっという間なのだ。
 

正月らしい飾りも

車体にデザインされた「A列車で行こう」のマーク

 もっと長 く乗っていたいなぁ。

 アルコールも入っていい気分だ。熊本駅前で昼食を食べ、九州新幹線と特急ハウステンボス号でハウステンボスへ移動。
 

九州新幹線800系

800系名物(?)の金色の壁

 新鳥栖からのハウステンボス13号は満席状態。自由席は途中での下車が多かったが、指定席の客の多くは終点のハウステンボスまで乗っていた。
 

これが見えたらハウステンボス駅に到着だ。

ハウステンボス駅

 さっそく1.5DAYパスポートを購入。オフィシャルホテルに宿泊しないと買えない入園券で、初日は15時以降の入園で連続2日間有効だ。 オフィシャルホテルに泊まるし、今日の到着は15時半で、明日は夕方まで滞在。ぴったりだったのだ。
 
 まずはホテル専用バスでホテルへ向かいチェックイン。荷物を置いたらさっそく園内へ!
 

今夜泊まるウォーターマークホテル長崎・ハウステンボス

サウザンド・サニー号

 まずはサウザンド・サニー号で大村湾を軽く周遊。ウォーターマークホテル長崎のほぼ真ん前(ハーバータウン)から乗れる。船内のアトラクションで 楽しむもよし、甲板でのんびりクルージングもよしのサウザンド・サニー号だ。
 

海から見るハウステンボス

穏やかな海。しかし、風は強めだった。

 今日は風がすこし強め。サウザンド・サニー号も帆を巻いたままだ。クルージングを終えたら園内を散策してみよう。
 

夕日に照らされるドムトールン

日本にいる感じがしない

 日本にいることを忘れちゃうぐらい。オランダよりもオランダらしいという評価もあるそうだ。カステラやチーズの店で土産物を物色。会社にも買って いかないとなぁ…
 
 日も傾き、そろそろパレードの時間だ! 
 

パレードの先頭

観覧車の前を進むパレードの列

 混雑しているのかと思いきや、追っかけできるぐらいで拍子抜け。混雑の谷間? いつもこんな感じ? パレードには申し込めば一般客も参加できるので、 参加してみてもよかったかなぁ。
 
 では、イルミネーションを中心に、夜のハウステンボスを楽しもう!
 

光のチャペル

ドムトールンもこのとおり

 そして、 光のアートガーデンへ。
 

  圧巻。目がチカチカ、頭クラクラ。

 馬車に乗って園内を一周。上の光のアートガーデンへは入っていかないが、光で彩られた街を馬車で巡るのも面白い。
 

運河に映るイルミもきれい

馬車。馬車にもイルミネーション!

 次は、高いところからイルミネーションを見てみよう! ドムトールンと観覧車から眺めてみた。 
 

観覧車から光のアートガーデンを眺める

左の写真の反対側のエリア

ドムトールンから

 スリラーシティ。ここでは建物のイルミネーションもきれいだが、3Dプロジェクションマッピングを見ることができる。下の写真はまだ3D プロジェクションマッピングが始まる前に撮影したもの。
 

この建物に3Dプロジェクションマッピングが演出される。

いや、正確にはエリア全体

 下の2枚は別の場所での3Dプロジェクションマッピング。音楽と映像、すごい迫力だ。
 

 22時過ぎるとさすがに冷えてきた。そして22時半を過ぎて疲れてきた。光の宮殿を見残していたが、体力的に限界。閉園まであと 30分ということもあり、ホテルに戻ることにした。
 夜まで満喫の2日目は終了!
 
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