紅葉の京都2014　１日目

紅葉の見ごろを迎えた京都へ行くことにしました。当初日帰り予定でしたが、３連休であることと、行く日まで１週間を切って天気が良いことが分かってくると、どうせなら宿泊して２日間で回ろうということになりました。しかし、直前過ぎて宿はどこもかしこも満室ばかり。好天でもあり、キャンセルが出る見込みも薄い。以前、当日の電話予約で宿泊したこともあり、宿泊できることはいちるの望みとしながら、一応日帰りのつもりで出発することとなりました。

京都の場合、たいてい往路はＪＲの在来線で行くのだが、今回はとにかく早く着きたかったので、新幹線を選択。もちろん始発だ。朝食は前日のうちにパン類を確保。京都までの新幹線、35分間で食べる。　しかし！　目ざまし時計の設定を１時間間違えたため、まさかの出遅れ。自由席の確保が危うかったが、何とか確保して座って食べることができた。３連休の初日、自由席は立ち客が出るほどなのだ。　京都駅到着。まだ７時。さすがにすいている。いつもなら避けるバスを使って清水寺へ。道路もすいてて問題ない。五条坂バス停からガラガラの五条坂を登って清水寺到着。すいている！　このために早く来たんだ。
真っ赤。後ろは清水の舞台。	清水の舞台からの眺め
押しくらまんじゅうすることなく清水の舞台の手すり際へ。昼間ならあり得ない。　　修学旅行の小学生が来始めた。まだ８時前だというのに早いのね。
清水の舞台とモミジ	ようやく日が回ってきた。
だんだん人が増えてきた。そろそろ退散だ。　　次は平等院。地下鉄東西線とＪＲ奈良線とを乗り着いて向かう。六地蔵駅での３分乗継はできず。意外と遠かった（地下鉄が深いため階段が長かった）。混雑はしているが、庭園にはすんなり入ることができた。鳳凰堂の内部見学は１時間待ちとかになってたが…
全体が入りきらん…当方の機材ではこれが限界	斜めから撮影

平等院ミュージアム鳳翔館も見学して外に出てくると、もう１１時近い。昼食は京都駅か、早ければ次の源光庵付近と思っていたが、意外と時間が過ぎている。ここらで手を打とう。昼になればなるほど待たされる。混雑は敵だ。　　平等院正前付近で飲食店を探し、「蓮華茶屋」へ。すんなり入店できた。茶そばをいただく。　　ＪＲ奈良線～地下鉄烏丸線～バス北１系統で計１時間ちょっと移動して源光庵へ。今年のＪＲ東海の「そうだ、京都　行こう」の秋ポスターのお寺である。大混雑を覚悟するが、意外と大丈夫だった。

ポスターにある、悟りの窓、迷いの窓の撮影はできないので写真はナシ。本堂の天井は、伏見城の遺構で、落城の悲劇を伝える血天井（自刃した際の血が付いているんだって…）。　　嵐山へ向かおう。バス～嵐電と乗り継ぐ。まずは天龍寺。
お庭の池、紅葉、そして水鏡	赤と黄
とっさに赤い落ち葉と鯉をコラボさせたが、鯉の模様も赤くて…	お坊さんが通っていく
モミジがものすごくきれいだった。　では、次に宝厳院へ。天龍寺とは近い場所にある。

この日一番のお気に入りとなった写真。モミジの赤、橙、黄色に苔の緑が加わった。
１６時半を過ぎてだんだん薄暗くなってきた。夕食には少々早いが、油断は禁物。紅葉ライトアップを見ることも考え、早めの夕食だ。
夕食は豆腐料理の店「松ヶ枝」で。	嵐電の嵐山駅の装飾
夕食後は嵐電～地下鉄東西線と乗り継いで圓徳院へ向かう。その前に、宿泊をあきらめきれず、いくつかのホテルへ電話を開始。すると、２軒目で「お部屋をご用意できますよ」の回答が！　宿泊決定！　心おきなく紅葉ライトアップ見物へ行ける。　地下鉄東西線東山駅に着くと、バスからの振替乗車の受入中だった。東山駅を通るバスのうち、急行１００系統や２０６系統などは洛東にある紅葉名所を通ることと、交通渋滞のダブルパンチでしばしばパンクしてしまう。そうなると、地下鉄への振替乗車となり、地下鉄へ案内されるのだ。　東山駅からは歩いて圓徳院へ。ところが、知恩院の前を通りかかるとここもライトアップをしているという。ほとんど並んでいないし、初めてなので見てみることとした。

写真ではうまく写せなかったが、水面に映る紅葉がきれいだった。風が弱くて水面が荒れてないのも好条件。風がないということは寒さの軽減にもつながる。
足元を照らす灯りが続く	初公開の黒門坂へ
では、圓徳院へ。お庭を縁側から座って眺められる。中の展示物もすばらしい。

では、高台寺へ。ここは大混雑。　まずは今年の「演出」を鑑賞。傘であった。ライトがついたり消えたりを繰り返す。

そして、こちらも池と紅葉。大混雑である。
池周辺の色づきはまだこれから。なので違った角度から撮影。	竹林の中にも傘の演出がなされていた。
実にたくさん回った。さすがに疲れてきた。ぜんざいを食べてさっき予約したホテルへ向かうことにした。混雑対策を考えてきたとはいえ、今日は実に順調だった。
紅葉の京都2014　２日目へ　　　　　　　　旅行日記目次へ