前回の年末年始は寒いところだったので、今回は暖かいところにしようということになり、四国が第一候補に上がりました。以前の旅行で回りきれなかった室戸岬をまわり、初日の出もここで見て、あとは少々移動しなければならないが、以前から気になっていた小豆島をプラス。今回は早めの計画が功を奏し、ホテルもすんなりと押さえることができました。 いつもどおり2泊3日の計画でしたが…… |
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1日目 自 宅 → 最寄駅 ⇒(普通)⇒ 勝川 ⇒(路線バス)⇒ 小牧空港 ⇒(FDA341)⇒ 高知龍馬空港 → ホテル明星(昼食) → 室戸岬周辺散策 → 宿(ホテル明星) |
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出発は大晦日の朝。帰省などの流動もあり交通機関の予約は先手必勝となる。今回はFDAの早期割引運賃を狙ったが、一瞬の操作手間取りが命取りとなり撃沈。「現地までは夜行高速バスか・・・キツいなぁ」と思っていたが、とある日、何気なく空席照会したところ、まさかの「残4」表示。キャンセルが出たようだ。大慌てで押さえ、まさかの飛行機「昇格」となった。 往路は小牧空港から行くが復路は小牧空港へは戻らないので、空港まではバスで行く。実際のところ空港駐車場は満車であり、自家用車では無理だったようだ。 離陸直前に日の出を迎えた。今年最後の日の出だ。そして定刻にFDA341便は離陸し、高知龍馬空港へ向かった。 |
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並ぶFDA機 |
離陸後ほどなくして富士山がきれいに見えてきた。 |
1時間ほどのフライトで高知龍馬空港に到着。 ラクチン♪ レンタカーの手続きを済ませ一路室戸岬へ向けて東進する。ほどなく海が見えてきた。快晴で実に気持ちいい。 |
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快晴の空と海! |
線路もないのに警報機が! |
ひたすら走り続けるのも何なので、眺望ポイントがあれば立ち寄る。今日は珍しく日程に余裕がある。 カーナビの地図を見ながら、眺めのよさそうなところを目指して脇道へ入ると、線路もないのに警報機があり遮断機が下りているではないか。 ?????? すぐに遮断機は上がった。実はここは可動橋となっており、橋の下を船が通行する時は橋が跳ね上げられるのだ。そうなると車は通れないので手前に遮断機を置いて通せんぼするということのようだ。もう少し早ければ橋が跳ね上がっているところが見られたのだろう。惜しい。 海岸沿いの道路から外れて、岩崎弥太郎生家へ立ち寄る。三菱の創始者として知られる岩崎弥太郎の生家が一般公開されている。 |
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岩崎弥太郎の銅像がお出迎え |
無料で見学できる。家に上がることはできない。 |
茅葺の屋根が当時の雰囲気をよく伝えている。ここで勉学に励み、大志を大きく膨らませていった岩崎弥太郎に思いをはせたら、再び室戸岬を目指す。 それにしても暖かい。写真にはないが、コスモスは咲いているし、赤く色づいた葉が時々見られるし、季節が戻った感覚。海を眺めながらのドライブの末に室戸岬を通過し、岬近くにあるホテル明星に到着。ここのレストランで昼食にしよう。ちょうど12時だ。 |
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昼食は迷ったが・・・・ 贅沢キンメづくし丼! 金目鯛の刺身と照り焼きが乗り、最後は金目鯛からとった出汁をかけていただくというもので、3度おいしいのだ。仕入れの関係でこの日は限定10食となっており、帰る時にはあと5食となっていた。 大満足の昼食の後は、室戸岬周辺の散策をしよう。今日は暖かく風も弱い。のんびりできそうだ。 |
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ホテル明星の脇にあった遊歩道入口を示す看板 |
こんなところを歩く |
整備された遊歩道で歩きやすい。ビシャゴ岩、エボシ岩と名付けられた大きな岩が目立つ。ところどころに花も咲いているし、ホント暖かいところなんだなと実感。 |
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ビシャゴ岩 |
荒々しい岩場が連なる |
もはや野生化しているサボテン |
シオギク |
20分も歩いていないはずだが、厚着では暑くなってきた。ちょっと休憩。ちょうど展望台があるので登ってみる。 |
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戻りは遊歩道ではなく車道で行こう。喉も乾いてきた。ゆっくりお茶でもしたい。 で、歩いていると大きな蝶がひらひらと飛んできて、葉っぱに止まった。なんと、アサギマダラ。夏は本州などの山地で過ごし、冬になる前に沖縄や台湾などの暖かい南の地へ渡っていく蝶であるが、まさか室戸岬で見かけるとは! |
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アサギマダラ。いくら温暖な地とはいっても・・・ |
こんな景色を見ながらケーキ食べて休憩だ。 |
お茶してから少し車で移動し、再びぶらぶら。 |
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人の横顔! 観光マップには乗ってなかったヨ! |
山の上には室戸岬灯台 |
海岸の散策は終了。次は山の上へ行こう。室戸スカイラインへ車を走らせる。室戸岬灯台と高岡園地展望台をまわる。 |
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のんびりと高台からの眺望を楽しんだら一旦ホテルへ。チェックインを済ませて荷物を置いたら、もう一度眺望ポイントへ向かう。 この年最後の日の入を見よう! 室戸岬は海に突き出た地形。日の出・日の入とも眺めるにも絶好の場所なのだ。 |
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さようなら平成28年。いろいろあった1年であったが、こうやって旅に出て、日の入を眺められることに感謝である。 |
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ホテルに戻ったら大浴場! そして夕食! そしてそして、旅行の時は恒例化してきている自主星空観賞会! |
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満天の星空。寒くないのでじっくり眺めることができた。のんびりできた1日目は終了。明日の初日の出に期待したい! |
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