3日目
 宿 → オリーブ公園 → 岬の分教場 → 二十四の瞳映画村 → 寒霞渓(展望台) → 四方指展望台 → 中山の千枚田 → オリーブ園 → 土庄港 ⇒(四国フェリー)⇒ 高松港 → 高松築港 ⇒(ことでん)⇒ 仏生山 → 仏生山温泉 → 仏生山 ⇒(ことでん)⇒ 高松築港 → 高松 ⇒
 

 日の出前に起床。薄暗いうちにエンジェルロードに向かう。干潮の時だけ島と島との間に道ができて渡れるのだ。干潮の時間が早朝なのでこうなってしまった。

 ホテルから見えるが意外と遠いことが分かった。しかもホテルは丘の上。帰りは急な階段をえっちらおっちら。見えていても簡単には着かない。

人間の足はトロいのだ。

 

写真中央の陸地が細くなったところがエンジェルロード。左から右へ渡っていき、戻ってくるのだ。

 ということで車を出す。エアコンの吹出口から出る風が温風となる前にエンジェルロード近くの駐車場に到着。
 

向こうの島まで続く砂の道がエンジェルロード

島の周囲は岩でゴツゴツしてる。

もうすぐ日の出

ふり返れば宿泊したホテルが
 
 朝の散策を終了! 朝食をとったら出発だ。まずはオリーブ公園へ。オリーブ栽培発祥の地であり、オリーブ農園やショップ、記念館などがある。
  

曇ってきた。しかも霞んでいる。

まだ時間が早いのでガラガラ

 まだ9時前と時間が早いこともあってかガラガラ。オリーブ農園の中をぶらぶらしてみよう。
 

オリーブの原木

ギリシャ風車

 誰もいない

 ブラブラ歩いてたら、隣の施設まで来てしまった。日ざしが鈍くなり寒い。カフェで暖をとって土産物を見たら次へ移動!

 次は岬の分教場。明治35年から昭和46年まで使われていた学校である。小説「二十四の瞳」の舞台となり、同名の映画のロケにも使われた。
   

岬の分教場

教室の様子

 小生も木造校舎の経験がある。既に鉄筋コンクリートの校舎であったが、第2次ベビーブームと宅地開発とが重なり、増え続ける児童数に対応できず教室が不足。使用をやめた木造校舎が復活となり、一時的にそこで授業を受けたことがあるのだ。さすがに机やいすは現代のと変わらないものであったが、木造校舎での生活は貴重なものだった。
 
 車を走らせて次は二十四の瞳映画村。映画「二十四の瞳」のオープンセットが残されている映画と文学のテーマパークである。
 

昭和30年代といったところだろうか。

こちらは先ほどの校舎を撮影用に再現したもの

狭い路地裏なんてものも再現

学校が舞台なだけにこんなものも食べられる!

 タイムスリップしたような雰囲気にのんびりしていたら意外と時間が過ぎている。昼を食べて少し園内を巡ったら次へ行こう。次は寒霞渓だ。一気に山へ上がる。展望台があるのだが・・・
  

 霞みがひどくて遠望が利かない。風もあって寒いので早々に下山。
 
 道路の真ん中にサル! 急ブレーキだ!

 キキキィーーーーー!!!!

 んなところに座ってちゃあぶねぇ!

 道路の真ん中に居座るサルをやり過ごした。

 中山の千枚田に到着。道路から眺めるだけかなぁと思っていたんだけど、ちゃんと駐車場があったり周遊コースがあったりとオドロキ!

 地元の方々の好意の産物なんだろうけど、これにはホント頭が下がる思いでした。
 いつまでも残したい日本の原風景です。
 土産を買いたいのと寒かったので温かいものを飲みたくなり、それらを兼ねて朝一番に立ち寄ったオリーブ公園へ。土産を買って飲み物飲んだらもう良い時間だ。

 土庄港へ向かう。レンタカーを返してフェリー乗り場へ。高松へ渡るのだが、時間の関係で昨日とは違って高速船を選択。 
 

高速船

この旅行で3回目となる日の入を眺める。

 日の入を眺めていると高松港に到着。琴電の高松築港駅へ移動する。時間は短い。急ぐ。琴電で仏生山温泉へ行くのだ。
 実は昨日、JRからフェリーへ乗り換える時に、大急ぎで高松築港駅へ行き、仏生山駅までの往復乗車券と仏生山温泉の入浴券がセットになった切符「ことでんおんせん乗車入浴券」を購入しておいたのだ。
 

ことでんおんせん乗車入浴券はうちわとタオルで1セット

この電車で仏生山温泉へ
 
 なんとこの「ことでんおんせん乗車入浴券」は、うちわが乗車券なのだ。

 改札も駅員にうちわを見せて通る。

 こういう企画切符があることを知らない人が見たら、さぞかし奇異に映るだろうなと思ってしまった。

 このクソ寒い冬にうちわを持っているだけでも変なのに、

 駅員にそのうちわを見せて「ありがとうございます」と

 お礼を言われながら改札を抜けていく
んだから。


 何かちょっと照れのようなものを感じながら改札を抜けた。仏生山駅でも同じだ。うちわを見せて「はいどうぞ」と改札を通ってきた。
 

夜の高松駅

 仏生山温泉で温まったら高松駅へ戻る。夕飯も仏生山温泉で食べた。

 さて、ここからは・・・
 
 
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