妻のたっての希望で尾瀬へ行ってみることにしました。富岡製糸場など話題の場所にも合わせて訪問。2日間の日程のうち、天気の良い方で
尾瀬の散策をと考えていたのですが、そこは梅雨入り後。2日間とも微妙な予報。それでも2日目のほうがまだ良さそうかなと判断し、
1日目に富岡製糸場などを見学することに決めました。 それにしても、何かイヤな予感がするんだよね。スッキリしない。何かがある。大雨にやられるか、それとも交通機関トラブルか、何かは分からない。 モヤモヤしたまま出発。 |
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0〜1日目 自宅 → 最寄駅 ⇒(普通)⇒ 名古屋 ⇒(夜行高速バス)⇒ 新前橋 ⇒(JR/普 通)⇒ 高崎 ⇒(上信電鉄)⇒ 南蛇井 → 下仁田あじさい園 → 南蛇井 ⇒(上信電鉄)⇒ 上州富岡 → 富岡製糸場 → 上州富岡 ⇒(上信 電鉄)⇒ 下仁田(昼食) ⇒(上信電鉄)⇒ 高崎 ⇒(JR/普通)⇒ 沼田 ⇒(路線バス)⇒ 吹割の滝 ⇒(路線バス) ⇒ 古仲 → 宿(水 芭蕉の宿 温泉 ひがし) |
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夜行バスで群馬入り。高崎は快晴だ。しかし、遠くの山には雲がかかっており、ライブカメラで見てもガスに覆われている。平地はこんなに 晴れているのに。やはり尾瀬を今日にしなくて正解。明日が晴れるとも限らないが…。 富岡製糸場の開館にはまだ早いので、 朝食を済ませてから上信電鉄沿線にある下仁田あじさい園へ向かうこととした。 |
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上信電鉄高崎駅への連絡口 |
上信電鉄はローカル私鉄。2両編成の電車だ。 |
そう。まだ午前6時半なのだ。下仁田からやってきた上信電鉄の電車は、ここ高崎駅で折り返し、下仁田行となるのだが、大量の通勤客が降りてきた。 そうか、今日は平日なんだ。 上信電鉄を何回か乗るので1日乗車券を購入。今や貴重な硬券! 電車は高崎駅を発車。沿線の高校生が三々五々乗ってくる。50分ほど乗車して南蛇井駅で下車。南蛇井は「なんじゃい」と読む。珍駅名の1つだ。 |
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無人駅かと思いきや、年配の駅員が出迎えてくれた。1日乗車券を見せて通り過ぎようとすると、 「どこまで行かれるの?」 「下仁田あじさい園です」 「あぁー、それなら駅を出て右へ。大きな通りへ出たら右へ道なりに。橋を渡ったら左へ入ってください…」 「ありがとうございます」 「あじさい、きれいですよ。たしかパンフレットがあったはず・・・」 スマホの地図を見ながら行くつもりだったが、道を教えてくれて助かった。無言でピッっと通るだけの自動改札機に慣れていると、改札でのこういう ふれあいって新鮮に感じる。 下仁田駅を出て、教えられたとおりに道を進むと、下仁田あじさい園が見えてきた。まだ見ごろには早いと聞いてきたが… |
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正面の斜面があじさい園 |
左の写真の斜面のふもとに着くと、あじさいがお出迎え |
咲いている木もあるが、やはりちょっと早かったかなぁ。いや、上のほうや奥のほうはかなり咲いているぞ! |
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展望台のようなものが見える。斜面を上へ登ってみよう。 ちなみに午前8時ちょっとすぎ。だれもいない。 貸 切 |
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びっしり あじさい! |
青空と山とあじさい |
展望台近くから。ここからは集落が見晴らせる。 |
ここでは数少なかったピンク系統のあじさい |
意外と咲いてた。いい感じ。しかし、相変わらず時間がない。南蛇井駅へ戻ろう。 急いで戻る。先ほどの駅員が「もう帰って来たの?」と話しかけてきた。けっこう咲いていたことを報告し、電車で上州富岡駅へ。そこから徒歩で 富岡製糸場へ。 |
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上州富岡駅前にあるレンガ造りの建物 |
富岡市役所には垂れ幕が |
午前9時ということで、富岡製糸場へ向かう道もガラガラ。富岡製糸場に着いても思っていたほど人は来ていない。平日だからこんなもんだわなぁと 思いつつ、入場券を買って入場。解説ガイドツアーに参加することにした。 |
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正面入口 |
「明治五年」の文字が見える |
解説ガイドツアー開始までまで10分ぐらい待ったが、どんどん人が増えてきた。ガイドの増員手配をしているらしい。 そして、解説ガイドツアー開始。まずは外観から。木の骨組みにレンガを積みいれて作る木骨煉瓦造。明治5年に完成している。140年以上前の建物が こうしてきれいに残っているのがすごい。官営工場だったのが後に民間会社に払い下げられたようだが、そこの会社も大きな予算をつけて保守管理して きたという。 |
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次は工場の内部へ。繭から生糸までの工程を聞き、実際に機械を見る。ずらーっと並ぶ機械は圧巻だ。 |
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繭から糸をほぐし出す機械 |
糸の流れが赤い糸で示される。(見えにくいかな) |
屋根を支えるトラス構造 |
実はこんなに混雑してきていた。 |
いやぁ、すごい。 解説ガイドツアーが50分ほどで終了。もう少し別の場所も見ていこう。 |
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こちらは立入できないエリア。木造校舎のような建物が並ぶ。 |
西繭倉庫。中は見学できないようだ。このあたりは比較的すいていた。 |
10時半。そろそろ富岡製糸場を後にしよう。もうこの時間には混雑がすごくなっていた。富岡製糸場前の道路も人であふれてる。早く来て正解! 上州富岡駅から上信電鉄で下仁田へ。ローカル私鉄の車窓を楽しみ、下仁田では昼食。こんにゃくが名物だが、カツ丼も名物としているようで、 下仁田カツ丼の名前で宣伝されている。僕らはカツ丼サンドにした。 |
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構内の踏切を渡ってホームに行くのも新鮮だ。 |
下仁田駅にて |
下仁田駅。関東の駅百選に選ばれている。 |
カツ丼サンド。しょうゆだれが濃いめだ。 |
昼食後は上信電鉄で高崎へ戻り、JRで沼田へ。沼田駅からはバスで今夜の宿「水芭蕉の宿 温泉 ひがし」へ。ただし、途中でバスを降り、吹割の滝へ 寄っていく。観光後、1本後にやってくるバスに乗って宿へ行くのだ。 沼田駅を出て約45分。「吹割の滝」バス停に到着。歩いて川のほうへ向かう。 |
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階段を下りていくと… |
あらわれたのは鱒飛の滝 |
鱒飛の滝に着いた。そして、川沿いの遊歩道を少し歩くと… |
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川沿いの遊歩道を行く |
ゴーと迫力の流れ! |
そして吹割の滝。落差としては決して高くはないが、幅が広く圧巻だ。白線は引かれているが特に柵もないのもスゴ い! |
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バス停に戻り、バスに古仲バス停まで乗車。今夜の宿に到着だ。 温泉もあるし、のんびりしよう。で、早速温泉だ! 僕ら以外にはまだチェックインしていないみたい。温泉も貸切状態で入れちゃった! そして夕食。 夕食は18時からってことで、それまでに温泉を楽しんで来たんだけど… スマートフォンに着歴!!!!! しかも、勤務先から!!!!!! なんだよ、おい…。気になっていたこともあったので、一応コールバック。気になっていたこととは別件であったが、さらに面倒なことが起きていたようだ。 そうとも知らず、同僚や上司からの質問に答え、電話は終了。資料も何もない中でこたえるのは正直キツい。そもそも頭もオフモード。 「うーん、なんやしらーーーーん…」「どうやったかなぁ…」 なんだよ…、仕事という鎖を外してのんびりしてるのによぉ。 |
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水芭蕉の宿 温泉 ひがし |
夕食の時に注文した尾瀬限定の地ビール |
尾瀬限定の地ビールですっきりし直しだ! そして、明日は尾瀬散策。天気が心配だが、頼むぞ! 大雨や夕立など、厳しい状況になれば、 報復措置! 勤務先から電話が来て現実に引き戻されかけたしなぁ。このうえ雨なんてことになれば、うめあわせに良いことに出あう権利があるはずだと思うのは当然 だろう。悪いことがあったなら、次には良いことが用意されて当然だ。良いことがあったなら、そのまま次も良いことがあればいい。 実際のところ、勤務先では大変だったらしい。別に僕が悪いわけではないが、本当は駆けつけてきてほしかったようだ。休暇を取って旅先では「急きょ来てくれ」とも言えず、この日(金曜日)は残業、土日も返上で親会社に求められた資料作りに追われたって…。 電話ではそこまでは言ってなかったから、当然知る由もなく、「電話してくるぐらいだから急ぎなのかなぁ」ぐらいしか思ってなかったのだ。 |
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そう。夕食の時に分かった。 今夜は宿ごと貸切! 僕らしか泊まってなかったってことです。 |
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