2日目
  宿 → 河童橋 → 大正池ホテル(昼) → 中の湯 ⇒(路線バス)⇒ 平湯バスターミナル → 宿(帰郷亭 ゆもとや)
 

 では、大正池ホテルまで戻ろう。田代橋までは先ほど通っていない梓川の右岸を進む。

 ほどなくサルの群れに出くわした、人も数人いたが意に介さない様子で、木の枝などをかじっていた。遊歩道を横切られ、人間のほうが歩みを止める。
     

帰りは焼岳を見ながら進む。

サルの群れに遭遇。今年は申年。縁起がいい?

 サルをやり過ごしもう少し進んだところで少し寄り道。広々とした川原へ出てみよう。
 
 ここが川が蛇行する部分の内側になっているので川原が広い。足跡もほとんどない。こういうところも歩いてみなくちゃ!
 ところどころ、大きな岩が雪をかぶりながらも並んでいるのが分かる。それらを除けば平らな雪原。走りだしたくなるぐらいの開放感だ。

 ひゃっほう!

 気分の高揚と引き換えに精神年齢の低下を感じつつ、元の遊歩道へ戻る。

 ウエストン碑のあたりからさきほどの川原を眺め、ホテルの前を通過すると田代橋だ。 
 

先ほどかけ回った川原を望む

田代橋から

 ここからは往路と同じ道をたどっていく。行きと違って日ざしがたっぷり。
 

木立の中を行く。日ざしが降り注いで明るい。

田代湿原

 大正池へ向かって歩くのは実は新鮮。たいてい上高地バスセンターからバスで帰ってしまうからだ。

 うっそうとした森を抜けると川原へ。焼岳が一段と大きくなってお出迎えである。
  

 さ、ここまで来ればあと一頑張りだ。ちょっと足も重くなってきている。ここからは車道へ出ることにしよう。
 
 そして、河童橋を出て1時間半。大正池ホテルに到着〜。お疲れさまー。ちょうど13時だ。予定どおり…と言いたいところだが、河童橋に着いた時点で既に遅れており、中の湯からのバスを1本落とすことにしたのだ。1時間遅くなったことで余裕がうまれた。ゆっくり昼食にしよう。まだここから中の湯バス停までの歩きが待っている。
  

着いた〜

ハンバーグで、ガッツリ!

 体力が回復したところで出発だ。ここからはスノーシューは着けずに歩く。穂高連峰が見えなくなる前にもう一度眺めておこう。後ろを振り返る。

 また来ようねーーーーって、言わなーーーーーーーーー

 また来るよ、上高地。
   

ふり返れば大正池、そして穂高連峰

昨日と違って明るく快適

 来た時と違って雪が降っていないからか意外と早く釜トンネルまで来てしまった。ちょっと休憩。
 
 では、釜トンネルへ。帰りは11%の下り勾配だ。
  

11%の下り勾配を示す標識

25分ほどで通過。急がなかったが下り坂ということで行きよりも早い。

 釜トンネルを抜けて中の湯バス停へ。路面が思いっきり凍結している。ソロソロと歩き道路を横断。

 ほどなくバスが来た。平湯バスターミナルでバスを降りてレンタカーを回収。そのレンタカーで浅間温泉の「帰郷亭ゆもとや」へ。午後5時を少し過ぎての到着であったが、僕らが最終だったようだ。

 チェックインしたら貸切風呂へ! 無料だ。予約制ではなく、行ってみて空いていたら使えるという方式。貸切はいいねぇ。その後は夕食。これがもそのすごく量があってお腹パンパン。
    
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