SLやまぐち号の客車が新造されデビューするというので、記念日旅行を兼ねて乗りに行こうということになりました。 |
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1日目 自 宅 → 最寄駅 ⇒(普通)⇒ 名古屋 ⇒(のぞみ97号)⇒ 新山口 ⇒(SLやまぐち号)⇒ 津和野 → 津和野散策 → 松下村塾 → 宿(萩グランドホテル) |
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まずは新幹線で新山口駅へ。ここからSLやまぐち号に乗車する。 |
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バック(推進運転)で入線してくる。 |
C57の1号機 |
機関車付近はすごい人だかりだ。撮影は混雑でグダグダになる前に済ませて客車へ向かう。客車はデビューしたてでピカピカ。とはいえ、この客車、戦前戦後の旧型客車をよく再現している。SLが現役の時代へタイムスリップだ。それでいて、洗面所は現代の最新式でありドアももちろん自動。台車も乗り心地の良い現代の仕様であるなど、新型でもあるのだ。 |
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普通座席車。ボックスシートに木目調の床だ。 |
グリーン車。戦前の1等車のイメージ。 |
今回はグリーン車を選択。 1号車のグリーン車は23席しかないので落ち着く。もちろんゆったり。気分は戦前の大臣か社長か。そろそろステータスというものを手にしたい年ごろでもある。現実社会では難しいので、せめてこういった機会に気分だけでも。 小生「これが1等車というものだよ。さ、くつろぎたまえ」 妻「は?」 ダメだ。通じていない。 |
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フリースペースがある。ソファーがいい! |
そして展望デッキ! |
この車両には展望デッキがついている。しかも基本的にグリーン車の客しか入れない。つまりは、 混 雑 し な い ちなみに5号車の普通座席車にも展望デッキが付いている。こちらはグリーン席の客、普通席の客の区別なく入ることができる(=混雑する)。実際のところ、最後尾になる展望デッキしか入れないので、津和野行では1号車グリーン車の展望デッキだけ、新山口行では5号車普通車の展望デッキだけが利用できる。これから津和野行に乗るので、展望デッキに入れるのは16人だけということなのだ。 SLやまぐち号は定刻に新山口駅を発車した。 |
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展望デッキからの眺め |
3号車にある釜焚きゲーム |
3号車にあるパネル展示 |
仁保駅停車中。停車時間が長いので撮影大会になる。 |
3号車でゲームができるとの案内があり、3号車へ。運転と投炭(釜焚き)の2種類があり、運転は既にいっぱいだったので投炭の列に加わる。 せっかくだからやってみるか・・・ぐらいの気持ちであったが、これがなかなかハマる。アツくなる。 1号車に戻り、展望デッキに出る。SLのドラフト音や客車の奏でるジョイント音が直に聞こえる。窓が開かない車両が大半の今日、風に当たれる車両は貴重だ。 沿線から手を振ってくれる人がいる。手を大きく振り返す。あの人の気分だ! |
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カーブでの編成撮りは必ずやりたくなる。 |
白線しかないすっきりしたホーム。昔はこうだったよね。 |
車窓を楽しんでいるうちに津和野に到着。レンタカーを借りて観光へ向かおう。 まずは、津和野カトリック教会。礼拝堂の中は、なんと畳敷きとなっており、美しいステンドグラスがある。 |
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次は太皷谷稲成神社。鳥居がまるでトンネルのように続き壮観だ。階段途中や境内からは津和野の街を一望できる。 |
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神社からふたたび市街地へ。古い町並みをぶらぶら。 |
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町役場庁舎 |
土塀に堀。鯉が泳ぐ。 |
実は今回の旅行、無理無理感満載の急ぐ旅なのだ。早々に萩へ向かわねばならない。 |
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1時間10分ほど車を走らせて萩の松下村塾に到着。 松下村塾の建物は意外と小さい。ここに何人もの塾生が集まって議論をしていたのかと当時に思いをはせる。 松下村塾の隣には、吉田松陰が幽閉されていた旧宅も残っている。 |
次は萩反射炉。先ほどの松下村塾とともに、世界遺産の構成資産のひとつである。反射炉を見上げていると、先人の苦労が伝わってくるような気がした。 |
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