「ルビーと絵手紙」
絵手紙のかき方を紹介します。もちろん自己流ですので,一般的な絵手紙のかき方とは違います。
「ホテイアオイ」と「湯呑み茶碗」をかいてみました。
輪郭をかく
今回は,長めの文章を書くつもりで,茶碗の位置を考えました。
茶碗の右に1行,上に数行の文字が書けるように,少し左に配置してみました。(画面からはみ出させるか,はみ出させないかを迷いましたが・・・)
単純な形なので,いつもより慎重に,ゆっくりと丁寧な筆の線で・・・。
色をつける(1)
とりあえず一通りの色をつけます。
今回は茶碗の縁(ふち)の茶色,その内側の水色のラインからかき始め,その後で外側の模様の色をつけました。
このときは,少し薄めの色でOK。あまり部分にこだわらず,全体の雰囲気を確かめながら,色を置きます。
色をつける(2)
お茶の色をつけました。薄めの色で透明感が出るように・・・。
外の模様は,薄目に塗ったところに再度同じ色を置いたり,同系色の色を重ねたりして,色をはっきりとさせていきます。
赤い模様がくすんで見えたので,上から朱色を重ね,強調しました。
全体の調子を整える
湯呑み茶碗の下の影を薄い紫色でぼかすように塗り,茶碗の内側は灰色と水色を薄めに上から塗りました。あまり濃い色にならないようにすることがポイントです。
上の絵と比べると,あいまいな線がはっきりとして,影をつけたことで少し立体感が出てきました。
最後に,湯呑みの模様の色を調整して,絵は完成です。
文字を添えて,印を押して・・・完成
予定通り,一番右に1行書いて,2行目からは上の空いた部分に文字を書くことにしました。
文字をたくさん書くときは,各行に何文字を書くのかを計画してから書き始めます。(本当は,あまり考えない方が文字の大きさに変化が出て,面白いのかもしれませんが・・・)
最後に印を押して,完成です。
これまた自己流なので,あしからず・・・。
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Last updated: 2003/12/7
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