夏の花木・草花

アレチハナガサ

 クマツヅラ科の多年草で、南アメリカ原産の帰化植物。1985年刊の野草図鑑(保育社)には、 海港付近に帰化とあるので、帰化時期は新しいと思われるが、急速に繁殖範囲を拡大しているようだ。 よく似たのにヤナギバハナガサがある。

 赤紫色の花で、遠くから見ると汚れた感じだが、近くで見ると、2,3ミリの5弁の花はかわいらしい。 学名はウェルベナ・ブラシリエンシス(ブラジルの)。園芸植物のベーベナと同じ仲間。ベーベナはウェルベナ の英語読み。

 写真は2002年6月28日、愛知県春日井市の地蔵川の堤防で写す。写真を写した春日井市では、 道端、空き地など、荒れ地のいたるところで群生している。アスファルトの隙間からも生えている。 ■花の拡大


©2002 Yuusuke Niinomi

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