夏の花木・草花

ヤナギバハナガサ

 クマツヅラ科の多年草。アレチハナガサと同じ南アメリカ原産。図鑑によると、庭に植えられるが、 野生化もしている。葉はアレチハナガサに比べ緑が濃く、硬い。縁のぎざぎざが低く、ややまばら。 一つ一つの花は、アレチハナガサに比べ紫色が鮮やか、見栄えもいい。がく裂片が尖らず、ロート部分も長い。

 写真は、2003年7月31日に愛知県春日井市熊野町の道路端で写す。周辺を探したが、アレチハナガサが、 同市の内津川、地蔵川沿いや荒地に、かなり繁殖しているが、ヤナギバハナガサは一株しか見つからなかった。 観賞用に庭に植えたのが逃げ出したという説は納得できる。■花の拡大 (2003年7月31日作成)


©2002−2003 Yuusuke Niinomi

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