アサギマダラ

 2005年10月19日、わが家のフジバカマにアサギマダラが飛来した。ことし初めて確認した。 フジバカマ、ヒヨドリバナの仲間には、よく飛来するという。飛び方は実にゆったりしている。セコセコ していないところが、南方系といえよう。

 一般的に蝶は、そうかもしれないが、わが家に来たアサギマダラは、花に垂れ下がってとまった。とまった 直後は、深呼吸をするかのように、羽を大きく広げたりすぼめたりする動作を繰り返した。

 同10月28日付中日新聞近郊版に、春日井市細野町の都市緑化植物園温室に飛来した記事が出た。 ムラサキシキブにとまった写真が掲載されていた。温室内にはフジバカマもあるようなので、ムラサキシキブに 飛来したのか、たまたまとまったのかは分からない。(2005年10月)

 11月8日付朝刊に、山形市の蔵王スキー場で8月20日に捕獲されたアサギマダラが10月29日に 鹿児島県奄美大島の名瀬市で見つかった。約1600キロ飛んだことになる。自力移動は難しく気流に乗って飛んだ ようだ、との趣旨の記事が載った。その通りだと私も考える。

 2006年10月18日午前、我が家の庭のフジバカマにアサギマダラが飛来したのを確認。間もなく、地上3 メートルほどに舞い上がり、飛び去った。19日は飛来せず。(2006年10月19日)

 2007年は飛来が確認できなかった。2008年は、10月22日午前に飛来した。


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■フジバカマ