川の土手、田のあぜ、墓地など、人の生活圏に生える多年草。マンジュシャゲともいう。ほかにも、
さまざまな異名がある。りん茎にリコリンなどのアルカロイドが含まれて有毒。しかし、磨り潰して水に
さらすと、無毒なでんぷん質が残る。このため、古くは救荒植物として植えられた。
写真は2002年9月20日、岐阜県多治見市の虎渓山永保寺境内で写す。この日に、ヒガンバナが
咲いているのを、ことし初めて見た。今年は咲き始めが遅いようだ。白い花の
シロバナマンジュシャゲの方が早く咲くようだ。今年の感じだけなので、はっきりはいえないが…。
(2002年9月22日作成)
例年彼岸になると咲くが、2007年は暑さが続いたためか、遅れて咲く花が多かった。10月10日を
過ぎても咲いている株が結構あった。