キク科の多年草。山地の林縁、草原などに生える。筒状の花は白色だが、まれに紫色を帯びることもある、
という。葉の縁は、のこぎり状の歯があり、短い毛があるため、ざらついた感じがする。
フジバカマと異なり、
葉に香気がない、と図鑑にあるが、私が撮影した個体の葉には香気があった。
写真は2002年9月18日、名古屋市守山区志段味と愛知県瀬戸市にまたがる東谷山の山頂付近で写す。周辺で
3個所に生えていた。瀬戸市定光寺町でも8月に見つけた。あるところにはあり、珍しくはないようだが、
どこでも見られるというほど
でもない感じがする。■花の拡大(2002年9月19日作成)