南アメリカ原産の多年草。江戸末期の文久年間(1861−1864年)に、観賞用として
持ち込まれたのが、広がったという。花は径が2センチ弱で、ピンク色。なかなかきれいな花だが、
りん茎が散らばって増えるので、いったん入り込まれると根絶は難しい。
同じ南アメリカ原産の同じような花を咲かすイモカタバミがある。イモカタバミは地下に大きな塊茎(イモ)
でき、子イモを作って増える。ムラサキカタバミのやくは白だが、イモカタバミのやくは黄色。
イモカタバミは葉に毛が多く光沢がないなどが相違点。
写真は2003年5月25日、自宅庭で写す。わが家でも、抜いても一向に減らず、相当はびこっている。
(2003年5月26日作成)