簡略版でCD2枚に収まっている。前奏曲からきびきびした感じで、ヴァルヴィーゾの
てきぱきした指揮が快調に進む。ベッリーニの歌劇の中では、最も親しみやすい。
ノルマを歌うエレナ・スリオティスは、解説書によると、1960年代半ばに衝撃的なデビューを飾り、
1970年代でソプラノとしての活動を停止する。
その他の配役も、なかなか。ローマの将軍・ポリオーネがマリオ・デル・モナコ、アダルジーザが
フィオレンツァ・コッソットで、いずれも一世を風靡した歌手である。
ほかに、マリア・カラスのが二種類(セラフィン指揮)、ジェーン・イーグレン(ムーティ指揮)のがあるが、いずれもCD3枚。軽薄短小といわれるかもしれないが、
短い方がいい。